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  • シンガポールGP - 金曜フリー走行2回目

ベッテルがトップでレッドブルの1-2

M.S.
2010年9月24日 « マクラーレン加入の可能性を否定しないベッテル | スーティルに84万円の罰金 »
トップタイムをマークしたベッテル © Getty Images
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日がすっかり暮れて光の道が夜空に浮かび上がったシンガポール市街地サーキットにて、24日(金)日本時間22時30分から2010年F1世界選手権第15戦シンガポールGPの金曜フリー走行2回目が行われた。

フリー走行1回目はセッション開始前にサーキットを襲った大雨の影響によりウエットコンディションでスタートしたものの、路面状態が回復した終盤にタイム更新が相次ぎ、チェッカーフラッグ後に1分54秒台に乗せたレッドブルのマーク・ウェバーがトップタイムを記録。ナイトレースに初挑戦するメルセデスGPのミハエル・シューマッハが2番手に入った。

ピットレーンがオープンになると、まずはトロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリがコースイン。ライバルたちも続々とガレージを後にし、一部に濡れた部分が残るコースでインストレーションラップを行った。アルグエルスアリやマクラーレン勢はそのままプログラムを開始したものの、1周を走り終えてピットへ戻っていくドライバーたちもいる。

序盤にトップに立ったのは1分49秒台をマークしたマクラーレンのジェンソン・バトン。2番手タイムのアロンソが間もなくしてトップタイムを更新する。開始から15分が経過した時点ですでに21名のタイムが出揃い、まだタイムを記録していなかったレッドブルコンビとルノーのロバート・クビサも、その後順次コースへと向かった。

アロンソがペースを上げて1分48秒台に乗せると、チームメイトのフェリペ・マッサも2番手へとポジションアップ。しかし、開始から25分でフェラーリ勢を上回ったのはやや遅れて始動したレッドブルのセバスチャン・ベッテルだった。トップに躍り出たベッテルは、さらに自己ベストを刻んで1分47秒台をたたき出す。各ドライバーによるタイム更新はしばらく続き、少しずつタイムを削ったウェバーが2番手に浮上して今度はレッドブルが1-2態勢を築いた。他にトップ5のメンバーはアロンソ、バトン、クビサが並んでいる。

中盤にさしかかった頃にはマクラーレンのルイス・ハミルトンがベッテルから0.5秒遅れの2番手に飛び込んだ。一方、コンディションが変わり続ける市街地サーキットではあちこちでスピンやコースオフを喫するマシンの姿が見られている。

セッションが折り返し地点を迎えたところで上位に名を連ねたのはベッテル、アロンソ、ハミルトン、ウェバー、ウィリアムズのルーベンス・バリチェロという面々。バトンも1分47秒台に入れ、ベッテル、バトン、アロンソの3人が競うようにトップタイムを更新するも、唯一1分46秒台をマークしたベッテルが再びタイムシートの頂点に立つ。

残り30分を切るとほとんどのドライバーがソフト側のスーパーソフトコンパウンドを使った走行に切り替えた。まずはウェバーが2番手にポジションを上げ、続いて4番手のアロンソも全体のベストに迫るペースを見せるが、セクター3で挙動を乱してランオフエリアで止まってしまう。イエローフラッグが振られる中、アロンソはマシンを残してコースを離れた。

一度は多くのマシンが最後の走行に向けた準備をするために去っていたコース上も、残り10分を切って次第ににぎやかに。しかし各車ロングランに取り組んでいるのか目立ったタイム更新は見られず、最終的に中盤で1分46秒660を記録したベッテルがこのセッションを制した。2番手にはチームメイトのウェバーが入っている。

バトンが3番手、途中でストップしてしまったアロンソのタイムは4番手の位置をキープした。5番手ハミルトンからバリチェロ、マッサ、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、クビサ、シューマッハまでがトップ10。

BMWザウバーの小林可夢偉は12番手で初日のセッションを締めくくっている。HRTの山本左近は体調不良のためシンガポールGPを欠場、代役のクリスチャン・クリエンは24番手タイムだった。

シンガポールGP土曜フリー走行は25日(土)日本時間20時からスタート予定。お楽しみに!

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