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  • シンガポールGP - 金曜フリー走行1回目

最速はウェバー、2番手シューマッハ

M.S.
2010年9月24日 « 移籍説を否定するウェバー、クビサ、マッサ | マクラーレン加入の可能性を否定しないベッテル »
最後の最後でトップに立ったウェバー © Getty Images
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24日(金)日本時間19時から、日没の迫るシンガポール市街地サーキットでF1世界選手権第15戦シンガポールGP金曜フリー走行1回目が行われた。2008年にF1初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPも今年で3回目を迎える。

セッションを前に、HRTは山本左近が食中毒にかかった疑いがあるために週末を通して欠場することを発表。代わってクリスチャン・クリエンがステアリングを握る。また、来季から伝統的な"チーム・ロータス"の名で参戦することが公表されたばかりのロータス・レーシングからは、このセッションに限りマレーシア出身のファイルーズ・ファウジーがヤルノ・トゥルーリのコックピットに座っている。ヴァージンも同様に、金曜フリー走行1回目のテストドライバーとしてジェローム・ダンブロジオを起用した。

今回、ブリヂストンが市街地サーキットに持ち込んだドライタイヤはスーパーソフトコンパウンドとミディアムコンパウンドの2種類。

セッションが始まる30分前にサーキットは大雨に見舞われ、その後に雨は止んだもののウエットコンディションでのセッションスタートとなった。ロータスのヘイキ・コバライネンを先頭に各車が続々とコースへと向かい、開始から20分が過ぎて、最初にタイムを計測したのは久々にステアリングを握ったクリエン。ルノーのヴィタリー・ペトロフ、メルセデスGPのミハエル・シューマッハ、トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミがそれに続くも、他のドライバーは動きを見せないままセッションは残り1時間となる。

中盤にかけてさらに数台がタイム計測に臨み、トップタイムはシューマッハからヴァージンのティモ・グロック、さらにトロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリへ変わった。13名がタイムを残した時点で前半が終了。ウエットコンディションの中、2分フラットを刻んだアルグエルスアリに次いでBMWザウバーの小林可夢偉が2番手、ペトロフ、グロック、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)が暫定のトップ5に入り、ペドロ・デ・ラ・ロサと交代してこの週末から可夢偉のチームメイトとなったニック・ハイドフェルドが6番手につけた。

その後、可夢偉が1分59秒台をたたき出してトップに躍り出るも、ペトロフがそれを上回る。可夢偉のタイムが1分58秒台に入るとシューマッハもペースを上げ、ドライの部分が増えてきたコース上で2人が交互に自己ベストを更新。可夢偉が1分57秒台に突入したところでシューマッハはピットへ戻っていった。

次第に空は暗くなり、セッション時間が残すところ30分を切っても、9台がノータイムの状態。マクラーレンとレッドブルの4台に加えて、フェラーリのフェルナンド・アロンソ、ルノーのロバート・クビサも何度かコースに出たものの、コントロールラインを通過せず。ロータスのコバライネンとファウジー、メルセデスGPのニコ・ロズベルグは1周のインストレーションラップを走ったのみだ。

残り15分にはフェラーリのフェリペ・マッサが可夢偉から0.5秒差の2番手へポジションアップ。タイム未計測のマシンたちも再びガレージを離れ、終盤にはほとんどのドライバーがコース上での作業に没頭した。

そんな中、中盤以降でタイムシートの最上位をキープしてきた可夢偉のタイムは遅れて始動したバトンに破られる。残り5分でポジションは激しく入れ替わり、上位勢のタイムは1分55秒台に並ぶも、チェッカーフラッグが振られたタイミングでシューマッハが1分54秒台に乗せてトップへ浮上。久々のセッショントップタイムなるかと思われたが、直後にウェバーが1分54秒589を記録してタイムシートの最上位に立った。

2番手シューマッハ以降、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、アルグエルスアリ、バトン、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)、ブエミ、クビサ、ペトロフがトップ10に入っている。

フェラーリのアロンソとマッサはそれぞれ11番手と19番手のタイムを残し、メルセデスGPのロズベルグが14番手、マクラーレンのハミルトンは18番手だった。

BMWザウバーは可夢偉がトップから1.7秒遅れの12番手、2009年シーズン以来の公式セッション参加となったハイドフェルドは可夢偉と0.1秒差の13番手につけている。

シンガポールGP金曜フリー走行2回目はこのあと日本時間22時30分からスタート予定。お楽しみに!

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