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不当な扱いだと感じたら声を上げるとベッテル

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2020年8月14日 « 表彰台ならアビテブールにタトゥーを入れる賭けをしているリカルド | ロングランに自信を見せるフェルスタッペン »
© JOSEP LAGO/AFP/Getty Images
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フェラーリがチームメイトのシャルル・ルクレールを優先的に扱っていると感じた時ははっきり意見を言うとセバスチャン・ベッテルが述べた。

過去2戦のシルバーストーンのレースで4度のワールドチャンピオンは常にルクレールに見劣りし続けた。ルクレールが2戦で27ポイントを獲得したのに対し、ベッテルはわずか1ポイントにとどまっている。そのペース差はベッテルにとっても謎のままで、F1 70周年記念GPではレース戦略も見当外れだったと述べていた。

こうした彼のパフォーマンス不足はフェラーリとの関係にさらなる緊張をもたらしている。両者は今年限りで手を切り、2021年にはカルロス・サインツがやってくることが5月の段階で発表されている。自身は残留を望んでいたというベッテルは、今年初めに2021年の第一候補は自分だと言っていたにもかかわらず、チームから契約延長のオファーをされなかったと打ち明けた。

今週末のスペインGPを前に、ルクレールと対等の扱いを受けていると思うか聞かれ、ベッテルは述べた。「今のところはたぶんそうだと思う。思っていなければそう言っているよ」

彼はさらに付け加えた。「こういうことには関わりたくない。僕はただ自分の仕事をしようとしているだけ。今はどこから見たって順風満帆で静かな海とは言えない。むしろ荒波の中だろう。でも、それはそれ」

「僕は自分にできる最善を尽くす必要があるんだ。集中を保ち、毎朝ベストを尽くそうと思って目覚め、オープンな思考で取り組もうとする」

「シルバーストーンでは最高の週末とはいかなかった――いつもならすごく好きなコースなんだけどね。クルマにいいフィーリングが得られず、何らかの理由によってシャルルほどのものを引き出せなかった。僕には、自分の仕事をして周りの人たちと協力する以外にできることはあまりない。そうやって最高のパッケージを手に入れるしかないんだ」

フェラーリが彼のシャシーにひび割れを見つけたため、今週末のベッテルは新しいシャシーを使うことになる。そのひびがマシンのハンドリングやパフォーマンスに影響していた可能性はある。しかし、それでパフォーマンス関連の問題が全て解決されるかどうかはまだ分からないとベッテルは述べた。

「時間とともに明らかになるだろう。もちろん、僕らの仕事ではいろんなものを計測する。クルマにセンサーをたくさん積んで、普通ならそれでたくさん答えを得るんだけど、時々思い通りの答えが得られなかったり、全く何の答えも得られなかったりすることがある」

「人生とよく似ているね。答えを探すのに、得られないことはたまにある。自分の感覚を信じることが大事なんだ。ドライバーとしてクルマに乗った時に得る感覚だ。これはできる、あれはできないって分かるんだよ」

「自分自身を信じて前に進み続ける。そういう状況の1つに僕らはいるんだと思う。答えが得られるかもしれないし、最後まで得られないかもしれない。でも最後はそんなの関係ないんだ。ここからどう前進するかは何も変わらないんだから」

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