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ハミルトンに次ぐメルセデスの第2候補だったヒュルケンベルグ

Kent
2020年8月11日 « 戦略ではなくベッテルのスピンが問題とフェラーリ | リカルド、自身のスピンを"セブスピン"に例える »
© Bryn Lennon/Getty Images
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メルセデスの元チーム代表であるロス・ブラウンによると、2013年にルイス・ハミルトンと契約していなければニコ・ヒュルケンベルグがメルセデスドライバーになっていたという。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性が判明したセルジオ・ペレスの代役として出場したF1 70周年記念GPで、ヒュルケンベルグはF1で走るに値するドライバーであることを再確認させた。ヒュルケンベルグは予選3番手につけ、終盤のピットストップで7番手に後退するまでは5番手を走っていた。

ヒュルケンベルグはその1週間前のイギリスGPでも代役を務めているが、スタート前にマシンが故障してレースは出走できていない。

現在、F1モータースポーツ部門のマネジングディレクターとして活動するブラウンは、ヒュルケンベルグには来シーズンのフルタイム契約がふさわしいと述べるとともに、メルセデスがハミルトンとの契約に失敗していればヒュルケンベルグのキャリアに違いが生まれていた可能性について興味深い話を披露した。

「ニコにとっては信じられないほど肉体的につらかっただろう。レースを終えた彼がどれほど疲労しているか、私には分からない」と話したブラウンは、「とはいえ、急きょ抜擢されたドライバーでありながら、週末を通して素晴らしいパフォーマンスだった」と続けている。

「私がメルセデスにいた数年前、もう少しで彼と契約するところだった。ルイスがメルセデスに加わったあのときに来ていなければ、ニコが私たちの次の選択だった」

「私はいつもドライバーとしてニコを非常に尊敬してきた。彼はF1にいるべきとても強力なドライバーだ」

結局のところ、ハミルトンは2013年にニコ・ロズベルグのチームメイトとしてチームに加わった。以来、5回の世界選手権制覇を成し遂げている。

同じ時期、ヒュルケンベルグはフェラーリドライバーの候補に入っていたと広く信じられているが、フェラーリはフェルナンド・アロンソの相棒としてフェリペ・マッサの続投を選択した。ザウバーで1年を過ごしたヒュルケンベルグは2014年から2016年にかけてフォース・インディアに在籍し、その後、ルノーに移籍している。

不名誉なことに、ヒュルケンベルグは1度も表彰台に上ることなく、最も多くF1レースをスタートしたドライバーとして記録(178回)を保持している。

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