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フェラーリとマクラーレンがレーシング・ポイントの裁定に上訴へ

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2020年8月8日 « 徐々に前進しているとライコネン | 「大満足」の走りで7番手を確保したガスリー »
© Rudy Carezzevoli/Getty Images
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レーシング・ポイントの2020年型マシンについてルノーの抗議が認められた件で、フェラーリとマクラーレンが裁定を不服として上訴する意向を申し出た。

FIAのスチュワードが調査した結果、レーシング・ポイントのリアブレーキダクトの設計プロセスは昨年のメルセデスの設計に基づいており、F1の競技規則に違反していると判断された。7日(金)朝の評決で、レーシング・ポイントには40万ユーロ(約5,000万円)の罰金、そしてチャンピオンシップポイントから15ポイントの減点が言い渡されたが、チームはこれ以上の処分を受けることなく、残りのシーズンで同設計を使い続けても良いとされていた。

シルバーストーンで行われたF1 70周年記念GPの記者会見で、数人のライバルチームの代表は裁定が甘いと述べており、フェラーリとマクラーレンは詳しく内容を見直す考えを示していた。

7日夕方になって、両チームは裁定に抗議する意向を固めた。上訴は当初の裁定が出されてから24時間以内にする必要がある。

レーシング・ポイントもこの結果に"少し当惑している"と認めており、彼らにも上訴の権利がある。

ブレーキダクトを巡る論争はレーシング・ポイントのマシン全体のデザインにもスポットライトを当てることになった。それは驚くほど昨年型のメルセデスに似ている。レーシング・ポイントの主張によると、彼らは昨年のメルセデスの写真を使って、リバース・エンジニアリングでマシンを設計したということだ。

その説明に懐疑的なフェラーリのマッティア・ビノット代表が理由を説明した。

「それは非常に難しいか、ほとんど不可能だと思う」と彼は述べた。「これまで70年のF1で起きていないということは、そう簡単に考えてできるアイデアではないということだ」

「ただコピーして、簡単にそのマシンのフルコンセプトを理解することなど不可能だよ。それについてはFIAへの書簡で述べたことだが、われわれはコンセプト全てとプロセス全体に強く異議を唱える。レギュレーションは十分に明白であり、そのプロセスにおいてレギュレーション違反があるのではないかと考えている」

「だが今は前を向き、期待している。それは明確にしなければならない事柄だ。今日の裁定が十分なものだとは思えない。コンセプト全体ではなくブレーキダクトにしか関連していないからだ。それは氷山の一角に過ぎないと考えており、もっと深く議論すべきことがある」

「しかし、これまでのF1の歴史で起きたことがないのだから、そんなことは不可能に近いということだよ」

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