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「ピンク・メルセデス」を巡るヒアリングが始まる

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2020年8月5日 « 一人一人の選択を尊重すべきとFIA会長トッド | メルセデスがボッタスの2021年残留を発表 »
© Rudy Carezzevoli/Getty Images
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ルノーがF1のライバルチーム、レーシング・ポイントの2020年型マシンの合法性について抗議した件のヒアリングが5日(水)に実施されている。

レーシング・ポイントはタイトルを獲得したメルセデスの2019年型マシンを基に新車を設計したことは否定していないが、争点はそれがレギュレーションの範囲内に収まるか否かだ。レーシング・ポイント側は全ての設計が自分たちの知的財産であることを証明できると主張し、メルセデスとの間に違法な情報のやりとりはなかったと争う構えだ。

現地午前11時30分に始まったヒアリングには、ルノーとレーシング・ポイントの代表者に加えて、メルセデスの代表者も出席している。

ルノーの抗議が成功すれば、レーシング・ポイントは過去3戦の獲得ポイントを失うことになる。開幕戦のオーストリアGPに関しては申し立てが出されていない。結果についてレーシング・ポイントは上訴する権利を持っている。

F1パドックの中でも意見は分かれている。他にもレーシング・ポイントのマシンについて懸念の声を上げるチームはいくつかある。マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表は次のように述べた。

「FIAとF1側が未来のF1をどうしたいのかということについて、この抗議は状況を明確化するためのもう1つのキーエレメントになる」とザイドルは述べた。「彼らはF1をコピーチャンピオンシップに終わらせるつもりなのか?」

「2つか3つのコンストラクター、あるいはマニュファクチャラーだけのチャンピオンシップにして、コース上に1つのマニュファクチャラーやコンストラクターのマシンだけを増やしたいのか? (それは)F1にとって絶対に間違った道だとわれわれは考えるし、われわれにとってサステイナブルな道でもない」

F1モータースポーツ部門のトップ、ロス・ブラウンはレーシング・ポイントへの支持を表明しており、彼らがしたことは自分を含めたデザイナーたちが長年F1でしてきたことだと述べている。

「F1でコピーをすることはスタンダードだというのが私の見解だ」とブラウンは先月語った。「日常的に、どのチームにもピットレーンにデジタルカメラマンがいて、分析のために各マシンの写真を何枚も撮っている。最高のアイデアをコピーするためだ。昔はよくカメラマンたちに必要な写真のリストを作って渡していたよ」

「レーシング・ポイントはそれを次のステージに進め、より完全な仕事をしたまでだ」

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