News

  • ケビン・マグヌッセン

直立での意思表示を選んだマグヌッセン

Me
2020年8月3日 « 「口から心臓が飛び出そう」だったとハミルトン | 言葉を失うサインツ、ノリスが5位入賞 »
© JOE KLAMAR/AFP via Getty Images
拡大

イギリスGPでF1が設けた人種差別反対の意思表示の時間で、ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは膝をつかずに直立することを選んだ。これまで6人のF1ドライバーがシーズン開幕時からそのスタンスを貫いている。

今回F1はレース前に専用の時間を設け、彼らが思い思いの方法で人種差別反対を表明できるように配慮した。ドライバーたちがカメラの前で人種差別反対運動にコミットすることを誓った編集動画も流されており、これには20(21)人のドライバー全員が賛同して協力している。

膝をついたドライバーは13人で、マグヌッセン、シャルル・ルクレール、マックス・フェルスタッペン、キミ・ライコネン、アントニオ・ジョビナッツィ、ダニール・クビアトとカルロス・サインツは直立姿勢を選んだ。後者の6人は7月初めのオーストリアGPでも同様の姿勢を取っていた。

19人のドライバーが"End Racism(人種差別を終わらせよう"と書かれたTシャツを着用し、現役ワールドチャンピオンであり、F1唯一の黒人ドライバーであるルイス・ハミルトンは"Black Lives Matter(BLM/黒人の命は大切"と書かれたTシャツを着ていた。

膝をつくジェスチャーについてはF1ドライバーたちの間でも意見が分かれており、それは単純に人種差別反対の象徴というだけでなく、BLM団体とのつながりを意味することもある。マグヌッセンはオーストリアで膝をついていたが、それはBLMへの特定の支持を意味したわけではなく、人種差別反対の動きに賛同してのものだったという。

時間に追われ、まとまりを欠いていたハンガリーGPの時と違い、シルバーストーンの意思表示はスムーズに進行した。

ハミルトンはハンガリー後、F1と統括団体のFIAが活動をグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)に任せるばかりで主導権を握ろうとしないことを批判していた。その結果、F1はピットレーンオープンの時間を30分前から40分前に変更し、レース前の準備時間を増やすことにした。

GPDAのディレクターを務めるロマン・グロージャンとセバスチャン・ベッテルは、シーズンを通してF1が人種差別反対を訴えることにコミットすると述べている。グロージャンはいつか、20人のドライバー全員が同じ気持ちで膝をつける日がくることを願うと述べた。

© ESPN Sports Media Ltd.