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ドライバーのクリーンバトルに「励まされた」とシュタイナー

Jim
2020年7月15日 « いずれ感染者は出るだろうとブラウン | レーシング・ポイントのペースはどこにとっても脅威とホーナー »
© Bryn Lennon/Getty Images
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ハースF1代表のギュンサー・シュタイナーはシュタイアーマルクGPでケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンがインシデントを起こすことなくポジション争いを繰り広げたことに勇気づけられたと明かした。

これまでハースF1勢の同士討ちは幾度となく発生しており、最も顕著だったのは昨年のイギリスGPだ。インシデント直後にシュタイナーが見せた冷ややかな対応は『Netflix(ネットフリックス)』で配信されている『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』のシリーズでハースF1が特集された際に取り上げられている。

ただ、シュタイアーマルクGPでポジションを競い合った際はインシデントを起こすことなく、最終的にはマグヌッセンがグロージャンに打ち勝って12番手の座を手に入れた。

接触せずに2人が競争している姿を見てどう思ったかと問われたシュタイナーは「やっとだよ! 何年もかかったし、その間に何度もクラッシュしたからね!」と笑った。

「昨年、私が言ったことがうまくいったのだと思うよ。彼らはちゃんと行動してくれている。当然、彼らは決して喜んではいないだろうが、ピットウオールにいるわれわれは何が起きているのか実際には見えないのでそこからマネージするのは非常に難しいのだ。オンボードカメラから見えるとはいえ、彼らがどの程度プッシュしているとか、どれくらいはプッシュしていないとかは分からない」

「2台の至って平等なマシンに2人の非常に互角なドライバーが乗る場合、基本的には難しくなるものだ。なぜなら、ロングストレートでスリップストリームにいる者が常に追いつくからね。つまり、入れ替えが多すぎればライバルに対してタイムを失いすぎることになり、自分たちの間でタイムを無駄にしてしまう」

「われわれにとって判断を下すのは用意ではないが、少なくとも彼らはしっかりと行動してくれている。言い合いも多くない。このままいってくれることを願うよ!」

開幕戦オーストリアGPではダブルリタイアに終わったものの、2戦目は2台とも完走を果たしたことに励まされたとシュタイナーは言う。

「いろいろとポジティブなことがある。先週よりも少しだけ戦うことができ、マシンもいくらか進歩していると思う」

「ドライバーたちはマシンのバランスやハンドリングに不満を抱いていない。もっとスピードを見いだす必要があることはよく分かっているが、それ以外はマシンにさほど問題はないと思っているので、いろいろとポジティブなことを得られたし、先週末から進歩できたとも言える状況だ」

「まだまだ先は長いものの、少なくともコースには戻ってこられた。先週末は問題があって脱落したので、全体として言えば悪くない1日だった」

また、今週末のハンガリーGPについても言及したシュタイナーは「こういうコースでは序列がかなりはっきりする。われわれは上下に分ければ下位グループにいるが、ロングストレートのない基本的には低速気味であるハンガリーのようなコースで自分たちがどれほどやれるのかを見てみたい」と語った。

「ライバルとの比較においては、バルセロナテストではオーストリアよりも速かったので、何かしらゲインできると思っている。ただ、少なくともハンガリーでも良いレースを戦う必要があり、どのポジションで終えるかを見てみなければならない。とはいえ、当然、われわれにとっては楽な1年にはならないだろう」

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