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ルノーがレーシング・ポイントの合法性に異議申し立て

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2020年7月13日 « 予選は落胆もレースで巻き返したペレス&ストロール | FIAがレーシング・ポイントのブレーキダクトを調査へ »
© Bryn Lennon/Getty Images
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シュタイアーマルクGP終了後、ルノーがライバルチーム、レーシング・ポイントの2台のマシンの合法性に異議を唱え、正式に抗議を申し立てた。

レーシング・ポイントの2020年型マシンは2019年のチャンピオンチームのものと酷似していることから、"ピンク・メルセデス"と呼ばれており、レーシング・ポイントが自分でボディワークを設計していないのではないかという訴えにつながった。

リスト外パーツとして知られる特定のコンポーネントについては、ライバルからの購入が認められているが、空力的表面やマシンのボディワークといったリストパーツについてはチーム独自の設計でなければならない。

レーシング・ポイントは昨年のメルセデスからインスピレーションを得て今年のマシンを作ったことを否定していないが、設計が自分たち独自の知的財産であり、メルセデスから違法な情報の交換はなかったことを証明できると主張し続けている。

ライバルチームたちは2月のプレシーズンテストで疑惑をほのめかしていたが、新型コロナウイルスのパンデミックによってシーズン開幕は先週末まで延期されていた。正式な抗議はイベント中でなければ申し立てることができない。

ルノーの抗議は2020年のF1シーズン第2戦、シュタイアーマルクGPが終わった数時間後に提出された。

抗議の焦点はF1の競技規則付則6の第1条、第2条a項と第2条c項に基づいている。

第1条とは次のようなものだ。「競技参加者は、F1のマシンに使用されるリストパーツに関して、そのコンストラクターの 設計によるリストパーツのみを使用すること」

第2条a項では、チームは"F1に参戦する限り、そのリストパーツを使用する専有権を保持"しなければならないとしており、c項は"設計について外部調達する場合、前述の第三者は競技参加者でないこと、あるいはリストパーツを直接的にも間接的にも一切の競技参加者に対して設計担当をしている関係者でないこと"としている。

ルノーとレーシング・ポイントの代表者がスチュワードに呼ばれ、さらなる行動を起こすかの審議が行われている。

レーシング・ポイントはメルセデス製のエンジン、ギアボックスとアウトボードサスペンションコンポーネントを使用しており、これはレギュレーションで認められたリスト外パーツの購入にあたる。また彼らは2チーム間の合意により、メルセデスの風洞を使ってマシン開発を行っている。

プレシーズンテスト中、チーム代表のオトマー・サフナウアーは今年のチームの設計方針を擁護していた。

「皆、われわれがメルセデスをコピーしたと言うが、これ(設計)はわれわれ独自のものだ」と彼は述べた。「われわれ自身が設計し、われわれ自身が開発した。われわれ独自の風洞モデルだ。われわれ独自のコンセプトだ。もちろん、速いものは参考にするよ。そしてこう考えた。あれは速い、われわれにも同じことができる、とね」

「レッドブルを見て、ハイレーキコンセプトを採用した時と何ら変わらない。だが、開発は独自に行っている」

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