News

  • シュタイアーマルクGP - メルセデス - 予選

ハミルトンが悪コンディションを攻略し、圧巻のポール

Nobu / Me / Jim
2020年7月12日 « マクラーレンが久々の予選トップ3 | フェラーリ、アップデート前倒しもペース不足 »
© Joe Klamar/Pool via Getty Images
拡大

11日(土)、シーズン第2戦シュタイアーマルクGP予選でメルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得、バルテリ・ボッタスは4番手につけた。

土曜フリー走行は雨天の影響で悪コンディションとなり、中止されている。

ルイス・ハミルトン

「予選ができたことに感謝している。こういう日は好きだ。信じられないほど厳しい天候で、ドライバー全員にとってチャレンジングだった。自分がどこに向かっているのか見えないことが多かった。最後からに2番目のアタックでは大きなアクアプレーニングが起きた瞬間があったので、背筋が凍る思いだった。しかし、最後のアタックはクリーンな状態でタイムを縮めることができた。昨日のセッションの後、チームが問題の原因を調べてくれたので、今日はもしドライだったとしても問題はないと確信していた。僕はポールポジションからスタートするレースをしたいから、トラブルのないセッションになって良かった。1つもミスしなかったよ。これはポジティブなことだし明日を楽しみにしている」

バルテリ・ボッタス

「簡単ではなかったし、今日はポールポジションしか眼中になかったわけではない。でも、明らかにトリッキーなコンディションでは、さまざまな課題が出てくる。僕の場合は、十分にタイヤの温度が上げられなかったと思うし、予選中に右フロントのブレーキがグレージングしてしまって、前輪の温度がバラバラになってしまった。このためブレーキング時のマシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができなかった。これはウエットでの信頼度を高めるために重要なことだ。トリッキーなセッションになってしまったので、4番手というのは残念だ。でも、セカンドローはまだ攻めることができる範囲内にあるし、明日はまた新たな1日になる。レースでのマシンの強さは分かっているので、楽しみにしている」

クリスチャン・トト・ウォルフ(チーム代表兼CEO)

「なんという予選セッションだ。ルイスのラップはまさに衝撃的で、非常にチャレンジングなコンディション下での脅威のパフォーマンスだった。予選で2番手と1.2秒のも差が開くというのは、一体いつ以来のことなのだか私には分からない。バルテリにとってはどのセッションもうまくいき、彼は予選を通してフロントローを争っていた。だが最後になってうまくまとまらなかったので、なぜなのかを分析する必要がある。彼やマシンのペース不足によるものでないのは明らかだからね。明日はどうやらドライになりそうだ。レースデーを楽しみにしているよ。そして、見事な予選パフォーマンスを見せたエステバン(オコン/ルノー)とジョージ(ラッセル/ウィリアムズ)のジュニアドライバーたちにもお祝いの言葉を述べておきたい。彼らはウエットセッションでこそドライバーの腕がものをいうということを証明してくれた」

アンドリュー・ショブリン(トラックサイドエンジニアリングディレクター)

「センセーショナルなポールラップを走ったルイスは本当によくやってくれた! 雨で最後のフリー走行ができなかったので、(予選)セッションが実施できてよかった。ウエットの予選は2018年のスパ以来なので、全員が素早くスピードに乗る必要があったものの、ウエットの予選セッションであるということは、タイヤ選択に関して言うと難しくもなくシンプルだ。各セッションともウエットタイヤを1セット使うというのは明白だからね。両ドライバーとも序盤は特にアクシデントもなく良い仕事を果たしてくれた。路面がより速いタイミングを見計らってプッシュするため、タイムシートの上位付近に注目しながら、天気にも注意していた。タイヤは終始一貫しており、タイムは水量レベルの変化によって若干アップダウンがあったものの、デグラデーションは一切なく、セッションを通して走り続けられた。バルテリのセッションは非常に順調な滑り出しだったが、右フロントのブレーキディスクに若干不具合があったためにブレーキングが難しくなり、タイヤの熱入れが厄介になって、結局はそれが響いた。ルイスは本当に力強いセッションだった。このコンディションはどの予選よりも悪かったが、全セクターでパープルを出し、最後のラップは単純に言ってアメージングだ。ここからはレースに集中する。ドライになりそう、今のところは。ウエットの予選だったのでグリッドに着く際のタイヤは自由に選べる。全員の並び順が分かっているので、ソフトあるいはミディアムのタイヤでスタートすることによって得られるさまざまなチャンスを理解するべく、シミュレートしていく。今日のウエットにマシンを調整したいという衝動に打ち勝ったので、明日は好ペースを発揮して、また良い結果を得られるよう願っている」

© ESPN Sports Media Ltd.