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  • オーストリアGP - 金曜フリー走行1回目

今年も速さを示すメルセデス、ハミルトンとボッタスが1-2

Jim
2020年7月3日
© Mark Thompson / POOL / AFP
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新型コロナウイルス感染拡大を受け、4カ月にわたって開幕が遅れていたF1シーズンが7月3日(金)、ついに初戦を迎えた。2020年FIA F1世界選手権第1戦の大役を担うのはレッドブル・リンクを舞台とするオーストリアGPだ。

今年初の公式セッションとして実施された金曜フリー走行1回目はメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録、2番手に僚友バルテリ・ボッタスがつけている。

ピレリはシュピールベルクにC2からC4のドライタイヤを持ち込んでおり、例年ならば各チームがグランプリに先だってドライバーごとのタイヤ配分を選択するが、2020年は全ドライバーが同じ本数のコンパウンドを割り当てられている。来週末もレッドブル・リンクにて2連戦で挑むレースとシーズン第3戦ハンガリーGPもC2からC4が用意される。

曇り空の下、気温17度、路面温度22度、湿度75%のドライコンディションながら一部の路面にはダンプ部分がある状態でセッションがスタートし、走行開始の時を待ち望んでいたドライバーたちが続々とコースインした。インストレーションラップを終えた各車がガレージでプログラムの準備に励む中、ハードタイヤを履いたマクラーレンのランド・ノリスがタイムシートに名を刻み、1分10秒251を記録。

その後、路面を雨粒が濡らし始めたことからフェラーリのセバスチャン・ベッテルはインターミディエイトタイヤで出陣し、相棒シャルル・ルクレールに続いてメルセデスコンビも雨天用タイヤを履いて合流した。変則スケジュールな上に連戦が続くスケジュールとあって、いかなるコンディションもテストチャンスとなるため、全20人のドライバーが少なくとも1周はインターミディエイトタイヤを試している。

ドライタイヤのプログラムが始まると、フェラーリがミディアムタイヤの作業に専念する一方、ハードタイヤで周回していたメルセデス勢がソフトタイヤに切り替えてそれぞれにタイムを更新し、1分04秒816をマークしたハミルトンがトップ、ボッタスは0.356秒差で2番手につけた。

タイミングは異なるものの、メルセデスと同様にハードで走り込んでからソフトタイヤに交換したレッドブル勢はマックス・フェルスタッペンがハミルトンから0.6秒遅れの3番手に飛び込んだが、アレックス・アルボンは0,9秒近く離されて7番手におさまった。他にソフトタイヤを試したのはマクラーレン、レーシング・ポイント、ハースF1のケビン・マグヌッセン、ウィリアムズだ。

マグヌッセンのチームメイトであるロマン・グロージャンはブレーキ関連のトラブルに見舞われて走行できておらず、チームによればブレーキ液の漏れに対応していたとのこと。それでも、メカニックたちのがんばりでなんとか修復作業を終えたハースF1は残り1分を切っていたものの、グロージャンをコースに送り出し、1分46秒台ながらタイムも残した。

90分の走行を終えて、タイムシートトップはハミルトンで変わらず、ボッタス、マックスのトップ3にカルロス・サインツ(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)が5番手に食い込んでいる。

アルボンは7番手、アルファ・タウリのピエール・ガスリーとダニール・クビアトは16番手と19番手に終わった。

オーストリアGP金曜フリー走行2回目は日本時間22時にスタートすることになっている。

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