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F1、反人種差別と反不平等に関する新たな活動を発足

Jim
2020年6月23日 « メルセデス、開幕戦でアップグレードを予定 | 変化の訪れを実感していると明かすハミルトン »
© Clive Mason/Getty Images
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F1は2020年シーズン開幕戦となるオーストリアGPで多様性と平等に関する特別委員会を含めた人種差別に関する新たなイニシアチブを立ち上げる。

22日(月)、F1は7月5日に今季の開幕を迎えるにあたり、現代社会が抱える問題を認識させるための「目的を追加」すると明かした。

F1のCEOを務めるチェイス・ケアリーは遅れて開幕するシーズンの開幕戦が「F1にとって、スポーツとして、そして世界として、われわれが直面する最も重要な問題に対する結果を出すために協力して取り組むプラットフォームになる」とコメント。

「だからこそ、F1はオーストリアで迎えるF1の(今季)初レースで、人種差別を終わらせなければならないと明言するために一致団結する。週末を通して不平等と戦う人々にフルサポートを示すとともに、F1をさらに多様的かつ開放的なものにするための取り組みを加速させていく」

『WeRaceAsOne』と呼ばれるF1の取り組みは、F1で唯一の黒人ドライバーであるルイス・ハミルトン(メルセデス)が始めた活動――モータースポーツがより多くの黒人の若者を引きつけられるような取り組み――に続くものだ。ハミルトンは"Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)"運動が活発化する中で率直に自らの見解を伝え続けており、先月には、ミネアポリスで白人警察官によって命を奪われたジョージ・フロイド氏の事件や、F1の多様性の欠如に関して沈黙し、何も行動を起こしていないことを指摘していた。

また、F1がスタートさせる活動には新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで影響を受けた人々と医療従事者に感謝を示す取り組みも含まれるという。F1に参戦する全10チームのカラーからなるF1レインボーが、マシン、ガレージ、オーストリアのサーキット周辺を彩る予定だ。加えて、F1は慈善事業を手助けするべく、レインボー関連の製品も販売するとのこと。

F1は声明の中で「このレインボーはコミュニティを団結させられるよう、昨今の難局に対して国際的に使われるシンボルとして選ばれたものである。この重要な行動により、われわれのファンの方々が感謝の思いを込めて、われわれに賛同してくれるものと信じている。レインボー活動はシーズンを通して継続される予定だ」とつづっている。

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