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フランス自動車メーカーのルノーは全世界で1万5,000人を削減する大規模なリストラを行うことにしているが、F1には残る意向を示した。

この数カ月、チームのF1での未来にはさまざまな臆測が飛び交っていた。昨年も目標にしていた数字はコース上で達成できず、企業自体がコスト削減策を強いられた。新型コロナウイルスのパンデミックで受けた財政的打撃により、自動車メーカーとしてルノーは次の3年間で10%の人員削減を含め、22億ドル(約2,360億円)のコスト削減案を計画中だ。

しかし、世界経済の停滞に対抗するリストラ策を発表しながらも、暫定CEOのクロチルド・デルボスはルノーがF1プロジェクトを継続するつもりだと発言した。

「私たちはF1にとどまる意向であると明言できます」と彼女は29日(金)の電話会議で語った。

新しいFIAレギュレーションの下で、エンストンに拠点を置くチームのシャシー部門は2021年に1億4,500万ドル(約155億円)のバジェットキャップを適用されることになる。2023年にはさらに1億3,500万ドル(約145億円)に削減される。デルボスは新しい財政ルールが6年続いたメルセデスの覇権を打ち破り、より公平な競争の場を作ることにつながると期待を示した。

「新レギュレーションには投資の新たな上限が設けられます。多くの資金をつぎ込んでいる一部のライバルと比べ、私たちの投資はこれまで多くありませんでした。私たちはF1にいます。そしてこれからもF1に居続けます」と彼女は付け加えた。

新型コロナウイルスのパンデミック中、F1チームは前倒しされたファクトリーのシャットダウンに合わせて職を保護するイギリスの一時帰休制度を利用していた。その間さらに、スタードライバーのダニエル・リカルドが今年限りでチームを離れ、ライバルのマクラーレンに移籍することを発表している。

ルノーはリカルドの後任をまだ発表していないが、スペインメディアではフェルナンド・アロンソの電撃復帰が盛んにうわさされている。エステバン・オコンは2021年末までチームと契約中だ。

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