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なぜフェラーリに選ばれなかったのか、「答えはない」とリカルド

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2020年5月29日 « オランダGP、2020年の中止を正式発表 | ベッテルのF1残留は「分からない」とグロージャン »
© Charles Coates/Getty Images
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ダニエル・リカルドは過去数年間にわたって断続的にフェラーリとレース契約について話し合ってきたことを明らかにしたが、2021年にイタリアチームから選ばれなかったことを思い悩んではいないと主張した。

4度のワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルが今年限りでチームを去ると発表した時、後任として適任だと考えられたのがリカルドだった。ところが、フェラーリはすでにその段階でマクラーレンのカルロス・サインツと契約の最終調整に入っていた。代わりにリカルドはルノーを去り、サインツの後任としてマクラーレン入りすることに同意し、程なくして両ドライバーの2021年移籍がそれぞれの新チームから発表された。

『CNN』とのインタビューでフェラーリとは移籍について数年来話し合っていたとリカルドは語り、なぜそれが実現しなかったのかはよく分からないと述べた。

「もう数年前から話し合いはしていた」とリカルド。「そして、今までずっと続いていた。それは否定しないよ。でも結局、結実することはなかったね」

なぜ話し合いが進展しなかったのかとの問いに、リカルドは付け加えた。「本当のところは分からないし、僕も本当に深く突っ込もうとはしていなかった。僕の名前とかバックグラウンドを見て、みんなぴったりだって言うんだけど、僕はどんな状況でも感情にはとらわれないようにしている」

「カルロスも合っていると思うよ。だから、"どうして僕じゃないんだ?"とは考えない。ただ現実を見る。カルロスは2019年にすごくいい戦いをした。今はちょっとした有望株だ。だから、彼らにうまく合っているんだろう」

リカルドのルノーからマクラーレンへの移籍はフランスチームに大きな打撃を与えた。彼らは2019年に2,500万ドル(約26億9,000万円)とされる契約でリカルドをレッドブルから引き抜いていた。ルノーを去ることは簡単な決断ではなかったとリカルドは述べたが、2019年にルノーと契約する前からマクラーレンとの交渉は進んだ段階にあったという。

「どんな決定も白黒つけられるものじゃないんだと思う」と彼はチーム交換について語った。「僕もはっきり答えることはできない。電球のようにひらめいて、"ああ、これが正解だ"って瞬間はなかった」

「同時に、ルノーにないものをマクラーレンに見いだし、"前に進まなきゃ"って瞬間があったわけでもない」

「マクラーレンとの話し合いはそれよりも前から――2018年かな――始まっていて、何となく続いていた」

「一晩で決めたことじゃないのは確かだ。それに、両者を比較するのもフェアじゃないと思う」

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