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アロンソのF1復帰を示唆するブリアトーレ

Jim
2020年5月19日 « インディカー参戦を検討するフェラーリ | 一人遊びを満喫するノリス »
© Marco Canoniero/LightRocket via Getty Images
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フェルナンド・アロンソのマネジャーを務めるフラビオ・ブリアトーレいわく、F1を離れている間に「デトックス」したアロンソは2021年にもF1復帰する心づもりがあるという。

2度のF1世界王者に輝いたアロンソは2018年末をもってF1を去ったが、スペインメディアは来年にダニエル・リカルドがマクラーレン入りすることでルノーにできる空席について、アロンソが交渉しているようだと報じている。セバスチャン・ベッテルとの契約を延長しないと発表したフェラーリが現マクラーレンドライバーのカルロス・サインツと新契約を締結し、空いたマクラーレンのシートにダニエルが座ることになった。

マクラーレンで4年間にわたって表彰台から遠ざかった末にF1を離脱したアロンソは、当時、勝てるマシンを保証されない限り復帰する意向はないと語っており、ダカールラリーやモータースポーツの3冠達成に情熱を注いでいる。その3冠達成のため、今年はインディ500に出場する予定だ。

ブリアトーレによれば、F1を離れていた時間がアロンソのF1復帰に対する願望に驚くほどの効果をもたらしたとのこと。

ブリアトーレは『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』に「フェルナンドはやる気になっている。F1を離れた1年が彼にとっては良かった。自分自身をデトックスして、前よりも落ち着いているし、復帰するのもやぶさかではないようだ」と明かしている。

また、ベッテルと別れることを決めたフェラーリの判断に理解を示すブリアトーレは、ベッテルとシャルル・ルクレールのダイナミクスを、2007年にアロンソがマクラーレンでルイス・ハミルトン(現メルセデス)とタッグを組んでいた頃になぞらえてこう話した。アロンソとハミルトンがチームメイトながら激しく競い合った2007年シーズンは最終戦でフェラーリを駆るキミ・ライコネン(現アルファロメオ・レーシング)がタイトルをかっさらって年間王者に輝いている。

「F1には常に勝利のレシピが存在する。世界選手権に集中するドライバーと、他のライバルから得点を奪って大量点を手に入れるドライバーが必要だ」

「ベッテルは非常に速い子(ルクレール)をチームに迎えてしまった。そのことは彼もチームも驚いただろう。マクラーレンがハミルトンにそうだったようにね。1つのチームに同じレベルの2人のドライバーがいれば、結局、お互いのポイントを取り合うリスクになる」

2021年にF1復帰するとなれば、アロンソの選択肢は限られており、ルノーが唯一の行き先となるだろう。先週にサインツとリカルドの動きが発表された直後、アロンソは思わせぶりに1枚の画像を披露していた。2005年と2006年に共にチャンピオンを勝ち取ったルノーの当時のマシンカラーであるブルーとイエローの衣装を身にまとった人々で埋め尽くされたスペインGPのグランドスタンドの画像だ。

ベッテルに関しては現時点で引退が最も論理的な決断だと考えられている。

メルセデスは2020年で満了するハミルトンとの契約を延長していないものの、話し合いはかなり進んでおり、現段階では形式的なものにすぎないと見られている。メルセデスを率いるクリスチャン・トト・ウォルフは円満な雰囲気を好み、2021年のもう1席については、現ドライバーのバルテリ・ボッタスか、ジュニアドライバーでウィリアムズのジョージ・ラッセルのいずれかから選ぶ可能性が高い。

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