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バーチャルなスペインGPでラッセルがルクレールを下す

M.S.
2020年5月11日 « 無観客レースは「むなしい」と嘆くハミルトン | ウィリアムズがマクラーレンの元COOサイモン・ロバーツを起用 »
© Charles Coates/Getty Images
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ウィリアムズドライバーのジョージ・ラッセルがeスポーツのF1レースの最新ラウンドで勝利した。このレースの最後から2周目でシャルル・ルクレール(フェラーリ)がコーナーをカットしたことに対するペナルティを科され、優勝争いから脱落している。

レースは週末に開催される予定だった現実のスペインGPに代わってF1公式ゲーム上で行われた。F1グリッド上の6名のドライバーに加え、サッカー界からセルジオ・アグエロ、アルトゥーロ・メロ、ティボ・クルトワ、そしてゴルフのイアン・ポールターといったスター選手がこのレースに参加している。

ポールポジションからスタートしたラッセルはスタートで5番手まで後退し、25周目にラップリーダーになるまで巻き返したものの、コースリミットを逸脱して3秒のペナルティを言い渡された。ラッセルは後に、レース日にフルタイムのゲーマーたちによる"プロレース"を見て最終シケインをカットできることを知り、5回中4回それに成功していたのだと説明している。

ラッセルがショートカットしながらもペナルティを受けない模様であることを見たルクレールは同じことを試みたが、レースのラストから2周目で3秒のペナルティを科されてしまった。これにより、フィニッシュした際に両ドライバーのレースタイムに3秒が加算されている。ルクレールはラッセルの2.5秒後方でラインを通過しており、シケインカットに踏み切らなければ優勝していたはずだ。

最終ラップは汗をかいていたと認めたルクレールはコースリミットに関する一貫性のなさに "少しイライラする"と話し、"見苦しい"ともつけ加えていた。しかし、今年行われているバーチャルグランプリですでに2勝を挙げているルクレールはラッセルの勝利を祝い、ラッセルの方が速かったとも話している。

ルクレールが日曜日のレースに不満を抱えているとすれば、マクラーレンのランド・ノリスの方はF1公式ゲームへの愛が大きく目減りしているようだ。これまで全レースでゲーム参加に問題を抱えてきたノリスは、カタロニア・サーキットで行われた今回レースもトラブルに見舞われた様子だ。

何とかレースをスタートできたノリスだったが、中団の後方で戦っていた際にターン7でスピンし、ターン9でもスピンしたためにグリッド後方に下がっている。

ノリスは『Twitch(トゥイッチ)』上の観戦者に「本当に続ける? 本当に? ここを抜けてCOD(コール・オブ・デューティ/ゲーム)をやった方がいいんじゃない?」と話していた。

最後方まで落ちたノリスはピットレーンの速度違反で5秒のタイムペナルティを科され、その数周後にまたスピンした末にゲームからドロップアウトした。レース後、Twitchでのルクレールとの会話で、ノリスは自らやめることを決めたと認めている。

メルセデスのリザーブドライバーで、元ザウバーのF1ドライバーだったエステバン・グティエレスはレッドブルのアレックス・アルボンを抑えてフィニッシュラインを横切った。アルボンは序盤でレースをリードしたものの、2ストップ戦略で順位を落として4位でレースを終えている。

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