News

© Will Taylor-Medhurst/Getty Images
拡大

F1シーズンの開幕はさらに先延ばしになった。新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、アゼルバイジャンGPのオーガナイザーの要請により、グランプリが延期されることになったのだ。

バクー市街地サーキットでのレースは6月7日(日)に決勝レースが行われる予定でカレンダー入りしており、序盤に組まれていた7戦が延期もしくは中止される中、2020年シーズンの開幕戦になるのではないかと言われてきた。

23日(月)、バクー市街地サーキットが声明を発行し、今回の決定は「関連機関によって提供された専門家の助言に完全に」基づくものであると説明している。

「われわれはF1、FIA、アゼルバイジャン共和国政府と密に連携し、後日、2020年シーズンの新たなレース日程を発表できるよう状況を見守っていく」

新型コロナウイルス感染拡大でアゼルバイジャンがレース延期リストに加わったため、F1カレンダーの前半戦は大幅に減少、大半のレースがシーズン後半の日程に変更することになる。先週に延期が発表された後、モナコGPのオーガナイザーは今年のモンテカルロでのレース開催を断念している。

ユネスコの世界遺産に登録されている旧市街と首都の街並みをめぐるバクーのストリートサーキットも、モンテカルロ市街地サーキット同様に建設工事に数週間を要する。それでも、設置時間を最小限に抑えるため、サーキットの大部分は1年を通して温存されているが、近日中にも判断が必要な状況だった。

アゼルバイジャンGPの次に予定されているグランプリは6月14日(日)決勝予定のカナダGPだ。しかしながら、モントリオールのレースもまた、延期の可能性が濃厚と見られている。そうなれば、6月28日(日)に決勝レースを予定するフランスGPがシーズン開幕戦として見据えられることになるが、F1は現時点でタイムラインについて言及していない。

F1のCEOであるチェイス・ケアリーは先週、「2020年のF1に関してこの先どうなるかを誰もが知りたがっていることは分かっている。ただ、状況の流動性を考えれば今、特定の回答をすることはできない」と語っていた。

「しかしながら、われわれは安全が確認され次第、2020年のチャンピオンシップシーズンをスタートさせるつもりでいる。専門家やオフィシャルと日々、連絡を取っており、この先数カ月にわたってどう動いていくかを評価している」

© ESPN Sports Media Ltd.