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拡大

新型コロナウイルスのパンデミックによる影響が続く中、2021年に予定していたレギュレーション改革の導入延期についてF1チームたちが話し合うことになった。

F1はすでに新型ウイルスの世界的な拡大を受けてドラスティックな対策をいくつか断行している。シーズン開幕を無期限延期し、夏の間に実施が義務づけられている全チーム施設のシャットダウンを前倒しすることにした。これにより、チームたちはこれから3月と4月の間にそれぞれのファクトリーを3週間にわたって閉鎖しなければならない。

先行き不透明な状況は今シーズン以降にも広がっている。来年は、F1が接近したレースとオーバーテイクの増加を目指して導入する革新的な新世代のマシンが登場するはずだった。

しかし、19日(木)にチームたちとF1の代表者たち、そしてFIA会長のジャン・トッドが呼ばれて電話会議が行われることになった。2021年のルール変更を延期すべきかどうかが重要な議題になる予定だ。

会議を前に、フェラーリチーム代表のマッティア・ビノットは、今はチームたちが利己的な行動を取るべき時ではないと発言している。

「われわれは全チーム、F1、FIAと電話会議を開き、状況について議論する。その中で今シーズンだけでなく、次のシーズンへの影響についても話し合う」とビノットはF1公式サイトに述べた。「あらゆる側面を慎重に評価する必要があり、2021年の新しい技術規則について導入延期の可能性を本当に考えなくても良いのかどうかを決めなければならない」

「どのような場合でも、フェラーリはこのスポーツの最終的な利益のために成さねばならない選択に対して責任を取る準備はできている。今は利己主義や駆け引きに走るような時では断じてない」

会議では2020年の修正版カレンダーについても議論されると考えられている。シーズン最初の4戦――オーストラリア、バーレーン、ベトナムと中国――が延期され、5月上旬のオランダとスペインも開催できる見込みは薄くなっており、シーズン開幕の見通しは立っていない状況だ。

F1は6月初めのアゼルバイジャンGPをシーズンスタートの目標に定めている。

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