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開幕が遅れる中、18戦開催に希望を持つF1

M.S.
2020年3月16日 « F1、バーレーンとベトナムも延期を決断 | 陽性反応のマクラーレンメンバーが回復 »
© Robert Cianflone/Getty Images
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新型コロナウイルスのパンデミックによって日程に遅れが出ているものの、今季に17戦から18戦を開催できるとF1のマネジングディレクターであるロス・ブラウンが語っている。

世界中のスポーツイベントやリーグと同様、2020年のF1シーズンも新型コロナウイルスの影響を受けている。3月15日(日)決勝の予定だったオーストラリアGPはマクラーレンのチームメンバーの一人がウイルスに感染したために中止になり、続くバーレーンGP、ベトナムGP、中国GPは延期されている。

次に控えているのが5月初めに組まれたオランダGPとスペインGPのダブルヘッダーだが、いずれも開催が危ぶまれており、5月末のモナコGPも同様だ。そのときの状況次第ではあるものの、6月のアゼルバイジャンGPが合理的なシーズンスタートになると見られている。

2020年シーズンのスケジュールには22戦が組み込まれていた。タイトな日程になっていることから最初に延期された中国GPをどこに入れるのかという疑問はすでに生じていたが、ブラウンはシーズンの大部分をこなす自信があるという。

「17戦から18戦のチャンピオンシップ、もしくはそれ以上が可能だとかなり楽観している」とブラウンは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に語った。

「詰め込むことができると思う。だが、それはシーズンがいつスタートするかによる」

通常のF1シーズンには4週間の夏休みが含まれる。うち2週間はチーム施設を閉鎖しなければならない。このシャットダウン期間がタイムロスを取り戻すために使われる可能性はある。

「われわれは空白の期間、中断期間を取るかもしれない。そして、その機会を用いて正しいことを言う。今回の場合、シーズンの最初にはレースがなく、そういったレースをシーズン終盤に組みなおすことを検討するだろう」

「8月の休止期間を解放することで、レースできる週末がいくつか増える。残るシーズンに関してはきちんとしたカレンダーが整えられると思う」

「これまでとは違う見え方かもしれないが、それでも相当数のレースを確保し、それらがエキサイティングなレースになるはずだ。したがって、シーズン開始は遅れるが、これまでと同じくらいおもしろくなると思う」

そうなると、後半戦の濃密なスケジュールへの懸念が駆り立てられるかもしれない。ブラウンはF1がチームの重荷を軽減するためにレース週末のフォーマットを凝縮することを検討する必要があるだろうと話した。特にF1が3週連続で3レースを開催する状況になった際はそれが必要になるという。

「われわれがこれまで話してきたことの一つが、2日間のレース週末だ。そして、2日間のレース週末でトリプルヘッダーというのも選択肢になり得る。今年のチームに必要としているのは柔軟性だと思う。こういったことを実行するために、彼らは腕を振るう必要があった。非常にまれな環境にあるため、われわれはチームにとって経済的な機会があるシーズンになることを確実にしなければならない」

「静かなスタートを切ることは確実だ。チームはこういったことをうまく当てはめるため、柔軟な対応をしてくれると確信している」

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