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バルセロナテスト2日目:2月27日

Jim
2020年2月28日 « ザントフォールトのバンクが完成 | バルセロナテスト最終日:2月28日 »
© Marco Canoniero/LightRocket via Getty Images
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27日(木)、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをたたき出した一方、最後のプレシーズンテスト2日目にメルセデスとルイス・ハミルトンをエンジントラブルが襲った。

ディフェンディングチャンピオンのハミルトンがステアリングを握った午後のセッションで、メルセデスは珍しくマシン作業のため出陣が遅れた上、コースに出て14周を走った後、カタロニア・サーキットのターン6でトラブルに見舞われている。

オイル圧の異常によってストップしたメルセデスマシンのエンジンは予防的にシャットダウンしており、セッション終了を前にして走行終了を明かした時点でチームは問題の原因を調査中としていた。

午前中にプログラムを担当したチームメイトのバルテリ・ボッタスは47周を走行しているが、ボッタスもまたドラマと無縁ではなく、ターン5でワイドにふくらむシーンがあった。それでも、なんとかウオールとの接触は免れている。

メルセデスはこれまでのプレシーズンテストで最も多くの周回数を走り込み、ラップタイムも最速をマークしているとはいえ、先週にはエンジンを供給するウィリアムズがパワーユニットに関連する3つの異なる問題を抱えており、信頼性のトラブルが長引いている。

この日はメルセデスにとってプレシーズンで最も生産性を欠く1日となり、珍しく世界チャンピオンのチームがマイレージチャートで最下位に終わった。27日に最多周回数を記録したのはルーキードライバーのニコラス・ラティフィが160周を走破した昨年のバックマーカー、ウィリアムズだ。

タイムシートを見ると1分16秒841を刻んだベッテルがトップに立ったものの、先週にボッタスが残したベンチマークとなるタイムより1秒以上遅い。ボッタスがC5のコンパウンドを履いていたのに対し、ベッテルはひとつ硬いC4でベストタイムを記録しているため、いくらかこのギャップを説明できるが、別々の日に異なるタイミング、かつ搭載していた燃料量が不明の状態で正確に比較するのは決して容易なことではない。

午後のセッションでは66周で争われる5月のスペインGPを想定したレースシミュレーションに集中し、燃料を多く積んで周回するチームが多かった。レースシミュレーションを完了した中ではフェラーリが最速だったとはいえ、ハミルトンのエンジントラブルが発生したため、比較対象となるのはレーシング・ポイント、ハースF1、マクラーレン、アルファロメオ・レーシングしかいない。

ボッタス以外にもひやりとする場面に出くわしたドライバーがいる。午前のセッションが半分ほど終了した頃、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィがターン4でスピンを喫し、リアウイングをウオールにぶつけて損傷。赤旗要因となりながらも自力でガレージに帰還したものの、修復作業を必要としたこともあり、周回数は92にとどまった。

昼休みを目前にして再度、赤旗が振られており、今度はレッドブルのマックス・フェルスタッペンがターン4へのアプローチで濡れた部分を踏んでしまい、マシンのコントロールを失ってスピン、グラベルにはまった。午後にはアレキサンダー・アルボンが作業を引き継ぎ、燃料を多く積んだ走行に何度か臨んでいるが、フェラーリと違ってレースシミュレーションは完了していない。

ただ、セッションが再開されてほどなく、ベッテルも赤旗を呼び込んだ。ワイドにふくらんだベッテルはスピンを喫し、コースに復帰する際、砂利を撒き散らしてしまったため、マーシャルが路面を清掃する必要があった。

【バルセロナ - 2020/2/27】

順位  ドライバー マシン タイム    周回数
1. セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF1000 1:16.841  145
2. ピエール・ガスリー アルファ・タウリ AT01 1:17.066  139
3. ランス・ストロール レーシング・ポイント RP20 1:17.118  130
4. ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ FW43 1:17.313  160
5. ランド・ノリス マクラーレン MCL35 1:17.573  113
6. マックス・フェルスタッペン  レッドブル RB16 1:17.738  31
7. バルテリ・ボッタス メルセデス W11 1:17.985  47
8. エステバン・オコン ルノー R.S.20 1:18.013  37
9. ケビン・マグヌッセン ハースF1 VF-20 1:18.225  111
10. アレキサンダー・アルボン  レッドブル RB16 1:18.393  61
11. ダニエル・リカルド ルノー R.S.20 1:18.395  59
12. アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ・レーシング C39  1:19.670  92
13. ルイス・ハミルトン メルセデス W11 1:22.425  14

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