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ザントフォールトのバンクが完成

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2020年2月28日 « バルセロナテスト初日:2月26日 | バルセロナテスト2日目:2月27日 »
© Remko de Waal / ANP / AFP
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オランダGPの舞台となるザントフォールト・サーキットがバンクコーナーの画像を公開した。新しいレースのアイコンになることが期待されている。

オーバルレーシングでは当たり前のバンクコーナーだが、現代F1のサーキットではめったに使われることがない。すでに2つのコーナーのバンク角が19度になることが明らかになっており、これはインディ500で有名なインディアナポリス・モータースピードウェイの倍の角度に相当する。

これらはサーキットの2カ所、ターン3とターン14に配置されている。サーキット設計を担当した『Dromo(ドローモ)』は、F1カレンダーの中でも比類なきサーキットになると自信をのぞかせた。

「本当にドライブするのに恐怖心を抱くようなものをわれわれは実現した。これに匹敵するものは他のレースコースにはない」とドローモ社のヤルノ・ザフェリは述べた。「ターン14はとても大きくワイドで、フルスロットルになる。一方、ターン2からターン3への切り替えは高度やバンクの変化が豊富だ」

「水平線が常に傾き、全ての知覚が呼び覚まされる。まるで全身を絞られるような感覚だ。たどるラインによってはコークスクリューに乗っている気分になる」

F1タイヤサプライヤーのピレリは、現在進行中のプレシーズンテストでバンクコーナーのチャレンジに耐え得る新構造の実験をしている。26日(水)の朝、数人のドライバーがC2コンパウンドのプロトタイプフロントタイヤを履いてコースインした。

ピレリはザントフォールトでのレースに向けてデータを分析している最中だ。

「このプロトタイプはわずかに異なる構造で設計されている。ザントフォールトからのデータはまだ分析中なのでね」とピレリのマリオ・イゾラは今週メディアに語っていた。「バンクについていくらか分析し、これらのタイヤをやや内圧を上げて使用する計画だ」

「それに備え、またわれわれもまだ全てを把握していないこともあり――ターマックの粗さといったサーキットの最終データは手に入っていないので――ここ(バルセロナ)ではもう少し違う構造もテストしてみるつもりだ」

プロトタイプのフロントタイヤは整合性に関してより高い耐性を示すように設計されている。

イゾラはピレリがザントフォールトで既存のコンパウンドが見せるであろう反応についてパニックに陥っているとの説をぴしゃりとはねつけた。

「それはFIAと議論され、FIAと合意済みだ。"パニック"などというコメントは聞きたくない。パニックなどない。そんなものは一切ない。何か疑問があるのなら、明確にしておこう。それはわれわれが備えるべき深刻でプロフェッショナルなプロセスの一部だ」

「最終的には上級の処方を施した(硬めのコンパウンドの)ノーマルタイヤで臨むことになるはずだ。だが同時に、われわれは異なる構造のドライバビリティについてもテストしたいと考えており、ここバルセロナにはその機会がある」

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