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アロンソ、「やり残した仕事」を終えるためにF1復帰?

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2020年1月29日 « パット・フライは2月からルノーのテクニカルディレクターに | メルセデスのF1撤退説をダイムラー会長が否定 »
© Xavier Bonilla/NurPhoto via Getty Images
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フェルナンド・アロンソが来年のF1復帰を目指しており、適切なマシンさえあればタイトルを獲得できると自信を見せている。

アロンソは不本意なリザルトの4シーズンをマクラーレンで過ごし、2018年末でいったんF1活動を休止していた。それ以来、ル・マン24時間を2度制覇して世界耐久選手権(WEC)のタイトルを獲得し、インディ500に再挑戦して、ダカール・ラリー参戦も果たした。

だか、彼が何よりも望むのは、来年からルールがリセットされるF1にコンペティティブなマシンで復帰することだという。

「僕にとってF1はまだ終わっていない」と彼は『F1 Racing(F1レーシング)』に語っている。「2021年はいい機会だし、今ならフレッシュな気分で準備もできている。その可能性は模索するつもりだ」

「F1にはやり残した仕事がある。みんな、僕らには達成した以上の成果がふさわしかったと考えている。特に最後の数年はね。僕のミュージアムにはたくさんのトロフィーが詰まったキャビネットが並んでいるけど、最近のものが全然ないっていうのは奇妙な感じだ」

だが、アロンソがどのチームからの復帰を計画しているのか、まだどこが彼を受け入れるのかも定かではない。同誌の記事ではトップ3チーム――レッドブル、メルセデス、フェラーリ――について質問されているが、最も可能性が高いのはどこなのか、彼は明確には答えていない。

アロンソは付け加えた。「新ルールの唯一の問題は、チームの中に他とは違う解釈をするところが現れる可能性があるってことだ。今勝っているチームに入っても、彼らがルール解釈を誤れば、また僕が間違った判断をしたと言われるのかな?」

それでも彼は2021年のルール改革がスポーツの競争力を高め、接近したレースを促進すると考えている。F1を離れた経験を経て自分はドライバーとしてより強くなり、チャンピオン候補としてスポーツに復帰することができるとアロンソは確信している。

「ダカールのようなイベントを経験すると、違うフィロソフィーを持ついろんな人々と会える。僕はもっと強くなって(F1に)復帰できるし、正しいパッケージさえあれば、勝つよ」

「自信ならいくらでもある。どんなクルマだって乗りこなせるし、全てが順調にいけば僕は勝てる。人生の中で僕が唯一得意だと分かっているのは、運転することなんだ」

はたから見ると、2021年のアロンソのオプションは限られているようにみえる。彼はこれまでレッドブルから何度もアプローチされたと主張しているものの、彼らはマックス・フェルスタッペンと2023年までの契約を結び、自社のドライバープログラム以外からドライバーを起用した前例を持たない。

アロンソの元所属チーム、フェラーリは2025年までシャルル・ルクレールを確保しているほか、昨年は会長のジョン・エルカンがルイス・ハミルトンと個人的に面会していたことが発覚して移籍話に火がついた。もしそうなら王者メルセデスに空席ができることになるが、ルクレールの長期契約が決まった今となってはハミルトン残留の方が可能性は高いだろう。

ハミルトンがメルセデスに残るとすると、アロンソがトップ3チームで復帰するためには、どこかがファーストドライバーのライバルとして彼を迎えなくてはならなくなる。どのチームも過去にチームメイト同士の争いで苦い思いをしてきていることから、それは見込み薄と言わざるを得ない。

彼がかつて所属したマクラーレンやルノーならば、2021年のシートをオファーすることも考えられるが、どちらの場合も先頭との現在のギャップを考えると、アロンソにとっては相当なギャンブルとなる。

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