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マイアミGP、公道を避けたレイアウトに修正

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© Uli Deck/picture alliance via Getty Images
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マイアミGPの主催者がレースの反対者に配慮し、提案されていたサーキットレイアウトを変更した。

サーキットはNFLマイアミ・ドルフィンズの本拠地ハードロック・スタジアムの周囲に位置しており、交通渋滞への懸念を払拭(ふっしょく)すべく、公道を使用しないように微調整された。また主催者とF1は通常の金曜日の走行を地元の学校に差し障りのない時間帯に実施することを約束している。

今回の変更は、この数カ月にわたって居住者、地元当局、信仰指導者、地元企業と科学的専門家を交えた一連の会合を経て出されたもので、"レースによって地元住民に確たる健康への脅威が引き起こされることはない"とF1は主張している。

しかし、それでもスタジアム南に位置する199番街の使用と、地元の学校への影響は残されたままとなっていた。そのためレース主催者はレイアウトを変更することでこれに応え、グランプリ週末の金曜日には午後3時より前の走行は実施しないと約束した。

「F1マイアミGPはわれわれの地域にやってくるワールドクラスなイベントの新たな1例だ」とマイアミ・ドルフィンズ副社長兼CEOのトム・ガーフィンケルはF1公式サイトで述べた。「スーパーボウルと同様、こうしたイベントは、誇りを持ってわが地域を世界に示すまたとない機会を提供する」

「われわれはこうしたイベントが地元マイアミ・ガーデンズの居住者を含めて地域全員の利益になることを望んでいる。カルバーリョ教育長、スティーブ・ギャロン博士、そして地区と連携して、学生たちに革新的なSTEMプログラムをもたらし、"F1イン・スクールズ"のようなグローバル・エンジニアリング・コンペティションが開かれることを楽しみにしている」

F1は同時に、マイアミGPが単なる"駐車場レース"にはならないとファンにアピールしている。初期のサーキット案では、かつてラスべガスの有名なカジノの駐車場で開かれたシーザーズ・パレスGPの再現になるのではと心配する声が上がっていった。しかし、F1モータースポーツディレクターのロス・ブラウンは、そうはならないと主張した。

「われわれは皆、駐車場サーキットでのレースを記憶している――あれはひどいものだった」とブラウンは述べた。「まずは優れたレーシングサーキットでなければならないというのがわれわれの信念だ。無理やりレースを詰め込むつもりはない。そんなものは持続しないからだ。われわれは全長5.6kmのレーシングサーキットを設計し、平均時速は時速230kmほどで、さまざまなコーナーが組み合わされている」

「半常設のコースとなる。レース前には多くのものが設置され、スタジアムの通常使用時には撤去される。だが私はこれがマイアミでのレースにとって素晴らしいソリューションになると考えている」

「マイアミのファンとマイアミの人々にはぜひ支持してほしい。これは地域にとって素晴らしいイベントになると思うからだ。同時に地域で国際的スポーツイベントが開催されるという名声も、偉大な遺産となり、偉大なイベントになるだろう。きっと素晴らしいものになる」

F1の当初の計画では、ベイフロント・パーク近くのダウンタウンエリアを周回することになっていたが、地元の反対に遭い、プロジェクト全体が延期されてしまったため、ハードロック・スタジアム周辺を使った代替案が持ち上がった。新計画が承認されれば、マイアミはオースティンのUS GPに加えて2021年のカレンダーに載ることになるだろう。US GPは現在2021年までの開催契約を結んでいる。

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