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フェラーリが若手ドライバープログラムのフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に女性ドライバーの追加を考えている。F1で戦う次世代のドライバーを育成したい考えだ。

フェラーリは長年、F1チームには経験を持ったドライバーを選んできたが、2019年はシャルル・ルクレールにチャンスを与えた。2016年からFDAのメンバーだったルクレールは4度のワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルのパートナーとなった。これがうまくいったのを見て、イタリアチームは若手ドライバープログラムの規模を拡大することにし、そこに初めて女性ドライバーを加えたいと考え始めた。

「来年はFDAのドライバー数を増やすことになる」とチーム代表のマッティア・ビノットは語った。「そのため、数人のドライバーが加わることになるだろう。私はそれが何名で誰かということを伝える立場ではないが、われわれはとても熱心に取り組んでいる。ドライバー・アカデミーはわれわれにとって重要な投資だ。フェラーリのために未来の世代の優秀な才能を探さねばならない」

「アカデミーはまた、将来的に女性も求めている――女性もFDAのメンバーになるべきだ。それをすぐにでも実現させようと取り組んでいるところだ。フェラーリは常に未来のために投資し、われわれが中期、そして長期的にますます強くなっていくことを目指している」

2019年にFIAのシングルシーターシリーズで最上位になった女性ドライバーはF2でフルシーズンを戦ったタチアナ・カルデロンだ。ポイントを取ることはできず、最高位は13位でシーズンを終えており、来季のF1フィーダーシリーズに参戦するための資金を確保するのは難しそうな状況だ。

もう少し下の階層には女性だけのWシリーズがあり、ジェイミー・チャドウィックが初シーズンの初代チャンピオンに輝いた。チャドウィックはすでにウィリアムズと開発ドライバー契約を結んでいるが、2019年の経験は自分にとって今までよりF1をさらに遠いものに感じさせただけだったと告白している。

現在FDAには7度のワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハの息子ミックがいる。今季をF2で戦った彼は、2シーズン目の2020年に向けて備えているところだ。他には今年のF3で1位と2位になったロバート・シュワルツマンとマーカス・アームストロング、F2でドライブしたカラム・アイロットとジュリアーノ・アレジがメンバーとなっている。

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