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ハミルトン移籍を騒ぎ立てるのは「早計に過ぎる」とフェラーリ

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2019年12月12日 « ウォルフのF1 CEO就任には反対の姿勢を示すフェラーリ | 女性ドライバー探索に乗り出すフェラーリ »
© Dimitar DILKOFF / AFP
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ルイス・ハミルトンがフェラーリ移籍に興味を示したことにまんざらでない様子のルイス・カミレリCEOだが、今の時点で2021年のドライバーラインアップを決めるのは"早計に過ぎる"と述べた。

ハミルトンが最近、フェラーリのジョン・エルカン会長と面会していたことが明らかになっており、彼が2020年末の契約満了をもって王者メルセデスを離れるのではなかいかとのうわさに火が付いた。マラネロで招待されたメディア向けのクリスマスランチに出席したカミレリはエルカンとの面会の重要性を一蹴し、それは共通の友人が企画したソーシャルイベントでのことで、"実情より大げさに報じられてしまったに過ぎない"と述べた。

ハミルトンは2021年についてオープンな立場を維持しており、「時間をかけて自分の望みは何なのかを考えることは利口で賢明」と述べている。一方、メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフ代表は2021年もチームがハミルトンをキープできる可能性は75%だと考えている。

もし驚きの移籍が実現することになれば、ハミルトンは同じく2020年末で契約が終了するセバスチャン・ベッテルと交代し、長期契約を結んでいるシャルル・ルクレールのパートナーになるだろう。

この日、ハミルトンのフェラーリ入りについて質問されたカミレリは次のように述べた。「この答えはあなたをがっかりさせてしまうかもしれない。実際のところ、われわれには1人のドライバー(ルクレール)との長期契約があり、もう1人のドライバー(ベッテル)との契約は2020年末で失効する」

「ドライバーたちがわれわれの一員になりたがっていること、とりわけルイスについては非常にありがたいとうれしく思っているよ。だが、今日何かを決めるというのは時期尚早だろう。今から将来のことを決めようとするのは早まった考えだ」

チームの2021年ドライバーラインアップを決めるのはチーム代表のマッティア・ビノットだとカミレリは付け加えており、ハミルトンとは双方まだ話をしたことはないと述べた。

6度のワールドチャンピオンはフェラーリにうまくフィットしそうかと重ねて聞かれ、彼は答えた。「正直言って、そこまで踏み込んだ話をするつもりはない。ルイスのことに関してあなたは少々先走り過ぎだ」

「われわれが述べた通り、早計に過ぎる話であり、適切な時期が来ればオプションを見比べ、チームに最も合うのは何かを考える。それを始める準備はまだできていない」

ハミルトンがフェラーリに移籍することになれば、4度のワールドチャンピオンであるベッテルは他のチームでシートを探すか、引退を考えることになる。今年はフェラーリで厳しいシーズンを過ごし、度重なるミスによって、ブラジルGPでチームメイトのルクレールと同士打ちに終わる前からドライバーズランキングで彼の後ろに下がってしまっていた。

ビノットはフェラーリとベッテルが将来について話し合ったことはまだないと述べており、最近のミスが彼の契約延長を妨げることはないと付け加えた。

「セブ(ベッテル)に関しては、彼の将来的な意向を知るためにじっくり話し合う必要があると思う」とチーム代表は述べた。「自分たちの来年の戦略展開も見なくてはならない。彼のパフォーマンス、マシンとの相性、そして今後へ向けたモチベーションも見なくてはならない」

「ミスがあったかどうかは重要ではない。彼が自分の将来をどう考え、われわれがラインアップをどう考えるかだ」

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