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言いたい人には言わせておけばいいとベッテル

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2019年11月15日 « 戴冠祝福のメッセージに感動するハミルトン | 新たな契約交渉の準備を整えるハミルトン »
© Robert Cianflone/Getty Images
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フェラーリはUS GPまで不正を働いていたとマックス・フェルスタッペンが発言し、イタリアチームのエンジンの合法性に疑問が広がったが、セバスチャン・ベッテルはそうした臆測を否定している。

フェルスタッペンの発言は、それまでの6戦では最速レベルのエンジンだったにもかかわらず、オースティンでフェラーリがパフォーマンスに苦戦したのを見て飛び出したものだった。彼の追及は、FIAが燃料流量計でどこまでが合法でどこからが違法なのかを明確化した直後にフェラーリがペースを欠いたことに基づいている。流量計はエンジンで消費される燃料の値をFIAがモニターするために供給されているスタンダードデバイスだ。

技術司令書という形で基準が明確化された背景には、燃料流量計の間欠的な働き方を逆手にとって、計測の合間に流量を増やす方法についてフェルスタッペンの所属チームであるレッドブルがFIAに問い合わせたことが関係している。それは遠回しに、フェラーリが1分間に100kgの制限を超える抜け道を見つけたことで、パフォーマンスのアドバンテージを得ているのではないかということを示唆していた。

「言いたいことを言う権利は誰にでもあると思うよ」とフェルスタッペンのコメントについてベッテルは述べた。「それを自分のことだと受け取った人は僕のチームにはいない思う」

「プロらしいやり方じゃないと思うし、大人げないとも思うけど、皆さん(メディア)が僕の反応に興味あるんだろうってのは分かるよ。僕は大して興味ないけどね。こういう時、一番いいのは通常営業に戻ることだ」

「彼がそう考えているんなら、考えるのは彼の自由。来週になったらまた何か思いついて言い始めるかもしれないし、それでも僕らは別に気にしないよ」

今年のフェラーリの強さは直線でのスピードだった。ところが、他のチームに対するそのアドバンテージはオースティンでは目に見えて小さくなっていた。

今週末、フェラーリの直線でのアドバンテージは戻ってくるのかと聞かれ、ベッテルは答えた。「そうならない理由は見当たらない」

フェラーリはオースティンでレースペース不足の正確な原因は分からないと認めつつ、実験的なセットアップが直線スピードの低下につながったのではないかとほのめかしていた。パフォーマンスが乏しかった理由はいくつかあったというベッテルだが、フェルスタッペンの推測は大外れだと指摘している。

「オースティンの日曜日のパフォーマンスは誇れるようなものじゃなかった。土曜日が終わった時は誰も文句を言う必要はなかったのにね。日曜日は、たぶん1つ以上のことに苦しんだんだと思う。コンディション、タイヤ、セットアップ、それらが僕らの取り組むべき課題だ。でも、彼の言うほど深読みするのは正しくないよ。まあ、こっちは気にせずやっていくけどね」

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