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ライコネン、環境問題はF1ドライバーには「難しい話題」

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2019年10月25日 « 2019年中にカーボンニュートラルを目指すハミルトン | F2のコレア、事故後初めて両足で立つ »
© Charles Coates/Getty Images
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メキシコGPを前に、気候変動に関するルイス・ハミルトンのコメントに対し、F1ドライバーたちからもさまざまな反応があった。

ハミルトンは日本GP終了後、自身がビーガン(完全菜食主義)になったことについて一連のメッセージを発信し、他の人々は自分たちのように気候変動を真剣に捉えていないと示唆した。日曜日に6度目のタイトルを決める可能性もあるチャンピオンシップリーダーは、24日(木)にコメントの真意を明らかにし、2019年末までにカーボンニュートラルな生活を目指すと宣言している。

この話題は1日を通してドライバーの間で活発な議論を呼んだ。チャンピオン仲間で2007年王者のキミ・ライコネンは、スポーツの性質を考えると、それはF1ドライバーが確信を持って語れる類いの話題ではないと述べている。

「それはもちろん、地球上に生きる全員に関わることだとは思うよ」とライコネンは述べた。「結局のところ、僕らはみんな自分にできることをやろうとする。でも正直、それを大声で叫ぶのに僕らはあんまり最適な立場とは言えないんじゃないかな。だって、僕らは燃料を燃やして1位や2位になろうと争っているんだから」

「だから、できる時はいつだって自分たちの役目を果たそうとするけど、それをやるべきだと主張するのにF1は最適な場所ではないだろう。本当にそれを目指すなら、僕らはみんなレースなんて忘れて家にいるべきなんだから」

ライコネンのフェラーリ時代のチームメイトで4度のワールドチャンピオンでもあるセバスチャン・ベッテルは、環境に与える懸念を軽減するためにF1ができることはもっとあると述べた。

「要点はすごくクリアだと思うよ。それを見ようとしないのは無知だと思う」

「ルイスが言うように、僕らが外部から認められるのはある意味すごく難しい。レースは世界中で開催されていて、旅をしなきゃならないし、僕らの出すCO2は最少とは言えないからね。僕らの仕事の一部でもあるんだ」

「F1はもっと動くべきだと思う。経営のプラットフォームはワールドワイドなんだから。この問題に関してもっと強いメッセージを送るべきだと思うし、個人的に、どうするかはそれぞれの自由だけど、みんな何か行動して貢献することはできるんじゃないかな」

「世界中がそうやって行動すれば、大きな違いになると思う。変化が来るのは避けられないと思うし、できれば遅いよりは早い方がいい」

ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、自分の仕事が地球に与える影響について意識を高めつつあると認めた。

それによってライフスタイルに劇的な変化はあったかと尋ねると、彼は次のように答えた。「うーん、あったとは言えないな。僕はF1ドライバーで、毎週のように世界を飛び回っているんだから。答えはノーだ。でも、それについて心配するようにはなってきた」

「F1が将来的にどう反応するかは興味深いね。大きな話題の1つになるはずだ。何ができるか僕には分からないけど、ただF1がそれに目を向けて何らかの行動を取り、リーダーになってくれればいいと思う。世界の主要スポーツの1つなんだから、主導権を握るべきだよ」

「僕は専門家とは言えない」と彼は付け加えた。「だから、こうだと強く発言することにはいつも慎重になるんだ・・・でも、理にかなっていると思うし、気候問題があることははっきりしている。そのことは確信できるし、それを信じないというのは理解できないな」

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