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地球環境を憂うハミルトン、人々にビーガン転向を勧める

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2019年10月16日 « メキシコでハミルトンの王者決定の可能性 | F1とハードロック・スタジアムが原則合意 »
© Dimitar DILKOFF / AFP
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気候変動との戦いや、それについて人々に注意喚起することに対し、"諦め"すら感じるというルイス・ハミルトン。彼は多くの人々にビーガン(完全菜食主義)に転向してほしいと訴えている。

日本GPで3位になり、6度目のワールドチャンピオンに一歩近づいたハミルトンは、15日(火)にソーシャルメディアを使って、肉を食べることが世界的な二酸化炭素排出に与える影響に気付いてほしいと呼び掛けた。

「資源の過剰利用が止まらず、人類絶滅の可能性は日々刻々と高まっている」とハミルトンは『Instagram(インスタグラム)』に投稿した。

「これほど多くの人々、親しい友人たちでさえもが毎日起こっていることに無関心だなんて悲しいよ」

「正直に言って、全てを諦めてしまいた気分だ。どうして世界がこれほどめちゃくちゃになっているのに、人々は気にしないんだろう?」

2017年から野菜中心の食生活を送っているハミルトンは、先月ロンドンのリージェント・ストリートに『Neat Burger(ニート・バーガー)』というビーガンのハンバーガーチェーン店をオープンした。彼は『Beyond Meat(ビヨンド・ミート)』とユニセフのアンバサダーであるトンマーゾ・キアブラ氏と手を組んで植物性ミートを使うこの会社を立ち上げており、店ではジェイデン・スミスが設立した『Just Water(ジャスト・ウオーター)』ブランドの製品も提供されている。

ハミルトンが投稿した文章は以下のようなものだった。

「世界のみんな。みんなが毎日を楽しんでいることを願っている。

僕は今、この世界の行き先を思って悲しい気分だ。僕たちが資源の過剰利用を続けている中で人類絶滅の可能性は日々刻々と高まっている。

この世界はめちゃくちゃだよ。世界のリーダーたちは無教育か、全く環境を気に掛けていないかのどちらかだ。

農業畜産業というのは今、最大の環境汚染要因だ。それは全ての旅行産業を合わせたよりも大きく、50%を越えている。

これほど多くの人々、親しい友人たちでさえもが毎日起こっていることに無関心だなんて悲しいよ。教育は鍵だ。僕たちは動物性製品を食べるのはいいことだと教えられたけど、何百年もうそをつかれてきたんだ。

僕は自分が世界に与えている影響を理解するのに32年かかった。今も日々、より良い貢献のために何ができるかを模索している。僕は人生に何らかの意味を持たせたいと思っているけど、正直なところ、これまでの僕の人生は何の意味も持たなかった。

解決の一端になれたらと思うし、もっとうまくやりたいと懸命に努力している。どうか、どうか少し調べてみてほしい。そうすれば誰の中にもある哀れみの心が芽生えるはずだ。あなたが何を食べるかによって食肉産業や酪農業が栄え、その結果として森林伐採、動物虐待が起こって、海や環境が日々破壊されている。

ビーガンになるべきだ。それが僕たちの地球を本当に救える唯一の方法だ。すぐにできることなんだ。自分でそうすると決めるだけでいい。

正直に言って、全てを諦めてしまいたい気分だ。完全にシャットダウンしてしまいたい。世界がこれほどめちゃくちゃなのに、人々は気にも掛けようとしないんだから、思い悩む意味はどこにあるんだろうか。

少し離れて自分の考えをまとめたい。世界について実際に気に掛けてくれている人々には感謝している」

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