News

  • FIA

詳細分析のためルノーのパーツ押収

Jim
2019年10月14日 « 驚異の6連覇を達成したメルセデス | メキシコでハミルトンの王者決定の可能性 »
© Clive Mason/Getty Images
拡大

ライバルチームのレーシング・ポイントによってブレーキバイアスシステムの違法性が申し立てられたことを受けて、ルノーのマシンパーツが押収された。異議申し立てを受け付けたFIAは今週に審議するとしている。

日本GP終了後に、ルノーの"プリセットラップディスタンスディペンデントブレーキバイアスアジャストメントシステム(事前設定済みラップ距離従属型ブレーキバイアス調整システム)"に対する異議が申し立てられ、ルノーおよびレーシング・ポイントの代表者がスチュワードの元を訪れた後、スチュワードが抗議を受け付けた。

これにより、さらなる調査のため、ダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグのマシンに搭載されていた電子制御装置(ECU)とステアリングホイールが押収されている。

FIAは声明で次のように説明している。

「カーナンバー3および27に搭載されたプリセットラップディスタンスディペンデントブレーキバイアスアジャストメントシステムの違法性に関して、レーシング・ポイントからルノーに対する異議申し立てを受けて、スチュワードは両チームの代表者、FIA技術部門の代表者から聴取を実施した。スチュワードは今回の異議申し立てが国際スポーティングコード第13条に定められたすべての要件を満たしており、許容されるものと判断した。この点に関してはルノーのチーム代表者によって合意がなされている」

「詳細な分析を実施するにあたり、FIA技術部門の代表者はカーナンバー3および27のFIA標準電子制御装置とステアリングホイールを差し押さえ、押収するよう命ぜられた。また、FIA技術部門の代表者はハードウエア、ソフトウエア、それに関連するデータの詳細分析を実施するよう指示されており、完了次第、異議申し立てに説明されている潜在的な技術違反が確認された場合はそれに合致するアセスメントを含め、報告書をスチュワードに提出する」

「評価を実施するにあたり、FIA技術部門の代表者はスチュワードの名の下に外部の技術支援を受けることを許可されている。FIA技術部門の代表者はこの報告書の提出日が想定でき次第、今回の異議申し立てを評価するべく次回の会合日程を調整できるようスチュワードのチェアマンに連絡するものとする」

その後、ルノーは本件に関して声明を発行し、こう述べている。

「チームの代表者が鈴鹿のレーススチュワードと面談したが、スポルトペサ・レーシング・ポイントF1チームによって用意された12ページにもおよぶ関連書類が複雑であることから、後日に会合の場が設けられることになり、日程は追って決定される。ルノーはその立場を弁護するため、この期間を使って等しく詳細な事例を準備する予定だ」

日本GP決勝レースでは、フェラーリのシャルル・ルクレールが2つのタイムペナルティを科されたことにより、リカルドが6位、ニコ・ヒュルケンベルグは10位となっているが、異議申し立ての結論が出るまで暫定リザルトとなる。

© ESPN Sports Media Ltd.