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  • シンガポールGP - アルファロメオ・レーシング - 決勝

「タラレバの思いが残る」レースとバッサー

Nobu / Jim
2019年9月23日 « リカルド、驚異的な巻き返しも事故で振り出し | 今季初勝利をマークしたベッテル »
© Mark Thompson/Getty Images
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22日(日)、シーズン第15戦シンガポールGP決勝レースで第1スティントを長く取り、一時ラップリーダーに躍り出る場面もあったアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィは最終的に10位入賞を遂げ、キミ・ライコネンは他車との接触でリタイアを余儀なくされた。

なお、ジョビナッツィはリタイアしたマシン回収中のコースマーシャルとクレーンに接近しすぎたとしてレース後に10秒のタイムペナルティを受けたが、11位でゴールしていたロマン・グロージャン(ハースF1)とは17秒以上のギャップがあったため、順位は変わらず10位で確定している。

キミ・ライコネン

「期待していたレースの結末とはほど遠いけど、仕方がない。僕のタイヤはデグラデーションが進み、最初のリスタートの後ではポジションを守れた一方、2回目のリスタートではタイヤが冷え切ってしまいポジションを3つ失った。それからは苦戦だった。ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)との事故で僕のレースは終わってしまったけど、どのみちたいした結果にはならなかった。直線で見たときには彼はかなり後ろにいて、ターンインしようとしたときに彼が視界の片隅に入ったけど、反応するには手遅れだった。スチュワードと話をしたけど、何かペナルティが出るとは思わない」

アントニオ・ジョビナッツィ

「すごく戦ったレースだった。自分とチームのために1ポイントを持ち帰ったのはうれしいけど、もっと上の位置でフィニッシュできたはずとも思っている。後からああすればよかったと振り返るのは簡単だけど、理想以上にミディアムの第1スティントを伸ばしたんだ。もしもっと早くピットインしていたら、7番手にいたノリス(マクラーレン)よりも上にいたかもしれない。タイヤのライフ終盤は苦労したし、ダニエル(リカルド/ルノー)との接触も痛かった。フロントサスペンションにダメージを負ったまま残りのレースを走らなければならなかったんだ。ステアリングが一方に寄ってしまい本当に大変だった。でもどうしてもポイントが取りたかったし、最後までこのポジションのために戦った。レースをリードしてフェラーリやメルセデスとトップ争いをするのは素晴らしい気持ちだった。家族の誰かがあのときの順位のスクリーンショットを取っていてくれたらいいんだけど」

フレデリック・バッサー(チーム代表、ザウバー・モートアシュポルトAGマネジングディレクター兼CEO)

「ジェットコースターのようなレースで1点をもぎ取れたことはポジティブだが、今夜の展開を考えると少し悔やまれる。アントニオは見事なレースを戦い、何ひとつ間違いを犯すことなく、セーフティカーがあともう数ラップ早くに導入されていれば、彼には信じられないほど素晴らしい結果を残してもらえただろう。ダメージを受けたマシンにもかかわらず、1点を確保したとはいえ、"タラレバ"の思いが残る。キミも非常に堅実なレースを戦い、スタート位置からいくつもポジションを上げ、ポイント獲得間近だった。残念ながら、劣化したタイヤと格闘している時にクビアトとのアクシデントにつかまってしまい、レースを終えることになった。結局、1点は1点だが、来週のソチではもっと多くを目指していく」

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