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  • シンガポールGP - メルセデス - 決勝

アンダーカットの機会を逸したメルセデス

Nobu / Me / Jim
2019年9月23日 « フェルスタッペンが表彰台フィニッシュ | タフなナイトレースを戦い抜いたクビサ »
© Charles Coates/Getty Images
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22日(日)、シーズン第15戦シンガポールGP決勝レースをメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは4位と5位で終えた。

ルイス・ハミルトン

「全く期待外れの週末だった。最初のスティントではシャルル(ルクレール/フェラーリ)を攻めまくったし、今日はレースに勝てるペースはあったと思う。今日の戦略ミーティングでアンダーカットの可能性を議論したし、僕はリスクを取りたかった。しかしあの時フェラーリがピットインしたから、僕たちはその反対にステイアウトした。ハードにプッシュしてタイヤのフィーリングも良かったけど、数ラップ後には急速に劣化していった。今晩はミスしてしまったけど、勝つときも負けるときもチームと一緒だ。僕たちの哲学は誰かのせいにはしないこと。それは1レースで変わるようなものではない。僕たちはハングリーで強力なフェラーリというチームを相手にしている。一人一人がより良い仕事をできるかどうかにかかっている。最高のチームだと信じているけど、プッシュしないといけない。今晩の振り返りをしてまたスクラムを組み、次のレースで反撃していきたい」

バルテリ・ボッタス

「今日は何かアクションが起きることを期待したけど、たいしたことは起きなかった。まるでエアコンがない車で長時間のドライブをしているようなレースだった。レース終盤でアタックするために、前のクルマとタイヤ交換のタイミングをずらしてチャンスを作ろうとしたけど、うまくいかなかった。今日はクルマに速さがあったと思うけど、シンガポールでは2秒近くペース差が無いとオーバーテイクできないから、前のクルマにアタックできなかった。僕たちはピットで順位を入れ替えることはしたくないから、ピットストップにはルールがある。常に先行するクルマが優先権を持つ。もし後ろのクルマが早めにピットインしてアンダーカットしてしまったら、もう一台がピットアウトしたときに前に出られるように調整するんだ。この週末の結果には納得できない。予選と決勝から学べることはたくさんあるから、しっかり分析して全てを見直さいといけない。次はソチ、僕は大体あそこで調子がいい。でも直線がとても長いから、またフェラーリが速いと思う。簡単ではないけど、来週また反撃するチャンスを楽しみにしている」

クリスチャン・トト・ウォルフ(チーム代表兼CEO)

「われわれにとってはがっかりの週末となり、今日のレースで起きた多くの問題は昨日の予選によるものだ。とはいえ、今日のわれわれが十分に良い仕事ができなかったのもあり、4位と5位には満足していない。アンダーカットはみんなが予想したよりも強力で、おそらくそれがわれわれにとって正しい戦略だっただろう。アンダーカットのチャンスを逃してからは、レース終盤にタイヤのオフセットでチャンスを生み出せればと願っていたが、そのプランはうまくいかなかった。昨日はポールを取るだけの力がマシンにあったと思うし、今日は勝つチャンスがありながらも、多くのミスを犯してしまった。今週末は自分たちが掲げるスタンダードな結果を残せなかったと分かっているので、それを見直し、ロシアに向けて改善できる部分を確認していく。こういうタフな日々は自分たちを一層強くしてくれる時間だ。ロングストレートのあるソチはわれわれにとって薬価なレースになるだろうから、自分たちのパッケージから最大の力を引き出し、いろいろとうまくできるようにしなければならない」

アンドリュー・ショブリン(トラックサイドエンジニアリングディレクター)

「今日は19周目にアンダーカットに行かなかったことでオープンゴールを逃した。それについては話したものの、シャルルのタイヤが落ちる速さに十分素早く対応できなかったのだ。重要な局面となったあのラップで、われわれはバルテリにフェルスタッペンと逆を取るよう指示したものの、彼らが反応できないくらいに十分遅いタイミングで、その判断をルイスに適用すべきだったのは明らかだ。それがわれわれの勝利のチャンスだった。こんなふうにつかみかけたチャンスが指の間からすり抜けていくと悔しい。アルボンにポジションを奪われるのを回避するため、バルテリを先にピットインさせることに決めた。これが、ギャップを維持するように指示した理由だ。そうでなければルイスを入れなければならなかった。ルイスに関しては、先頭集団に対してタイヤのオフセットを最大化するためにステイアウトさせ、セーフティカーが入るかどうかを見ようとした。ベッテルにはポジションを取られたが、このギャンブルを最大化するためにフェルスタッペンには意識的にポジションを明け渡した。終盤の一連のセーフティカー導入はわれわれの助けにならなかったものの、それほど大きな違いはなかっただろう。最後にわれわれがレースに勝ってからかなり時間が経っているように感じる。その理由はひとつにあらず、改善すべきエリアは多数あるので、必死に取り組んでいく。ソチでもまたタフな戦いになると予想している。当たり前のことだと思っているものは何もないが、コースに戻るまで数日しか待たなくていいことをうれしく思う」

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