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© Roslan RAHMAN / AFP
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F1規約に違反したとしてルノーのダニエル・リカルドがシンガポールGP予選結果を剥奪された。

リカルドは予選Q3に進んで8番手タイムを残していたが、セッション後、予選Q1の最速タイムをマークしたラップでルノーマシンに搭載されたパワーユニットのMGU-Kがレギュレーションで許可されている120kw以上の電気エネルギーを発生していたことが発覚。

マクラーレン同様、2台そろって予選トップ10入りを果たしていたルノーにとっては大打撃だ。両チームともパワーユニットはルノー製だが、コンストラクターズ選手権4位の座を争うライバルだ。

当初はマクラーレンのカルロス・サインツが7番手、リカルドが同じ4列目に並び、もう1台のルノーを駆るニコ・ヒュルケンベルグが9番手、マクラーレンのランド・ノリスが10番グリッドからスタートする予定だった。今回の裁定を受けて、リカルドはレース出走が許可されれば最後尾スタートを強いられる。

ルノーがスチュワードの判断を上告しなかったため、リカルドの処分は決定している。

スチュワードは声明の中で次のように説明している。

「スチュワードはFIA技術責任者および、チームマネジャーと2人の担当エンジニアを含むチーム代表者らから聴取した。その聴取において、2019年F1テクニカルレギュレーション第5条2項2号別紙3にて許可されているMGU-Kのパワーフロー制限を逸脱していたとするスチュワードの見解に疑いの余地がないことを確認した」

「この制限を規制するための方法はチームによって熟知され、理解されている。マシンが制限を超えたとする事実も、規制されるための方法論についてもチームが真偽を問題にすることはなかった。チームの弁護も2点に基づくものだった」

「第一に、超過が非常に微小であり、多くの利益をもたらしていない。第二に、超過はQ1の2回目の最速ラップ中に発生した。チームは超過がどのようにして起きたかをスチュワードに説明したが、スチュワードはこの情報がチームの機密であり、今回の裁定に関連しないと考えている」

「チームの論拠にかかわらず、スチュワードは"車両が適用されるテクニカルレギュレーションに従っていないことが判明した場合、パフォーマンスのアドバンテージを得られなかったと主張することは弁護にならない"と定める規約第1条2項2号ISCの明白な文言に留意する。今回の裁定を下すにあたり、スチュワードは技術的な違反および処分に関する長年の前例を参照しており、処分は一貫して予選失格であるため、アドバンテージを得たかどうかについては考慮しないものとする」

「本件は国際控訴裁判所によって非常に明確に主張されている。したがって、スチュワードはカーナンバー3(リカルド)を予選結果から失格とする」

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