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F1はNFL、NBAから多くを学べるとサフナウアー

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2019年9月22日 « 重要なスタートに集中するルクレール | MGU-Kの違反でリカルドの予選結果剥奪 »
© Charles Coates/Getty Images
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NFLやNBAのリーグ運営を一部模倣するだけで、F1は均衡の取れた競争の場を作り出すという目標に大きく近づけるとレーシング・ポイントのチーム代表兼CEO、オトマー・サフナウアーは言う。

過去132戦で勝利しているのはメルセデス、フェラーリとレッドブルの3チームで、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルの2人はこの10年間で1度を除いて全てのドライバーズタイトルを獲得している。

「こういうアイデアはどうだろう? チャンピオンシップをフィニッシュした位置によって、翌年の空力的開発の幅を少し広げてやるんだ」とサフナウアーは述べた。「つまり、トップチームは何も得ないが、最下位のチームは10%開発の余地を与えられるといった形だ」

「遅い人たちに開発できる余地を与えれば、遅くない人たち――勝っている人たちは効率性を高めなくてはならなくなる。下にいる人たちが迫ってくると分かっているのだからね」

「コストキャップはそのままで、全体の間隔は縮まるだろう。NFLやNBAと同じだよ。最下位のチームは大学で最も優秀な選手を指名できる。それをここでもやってみてはどうだろうか? フィニッシュする位置によって全員を収束させられるフォーミュラが何かしらあるはずだ」

2021年の競技規則をめぐる議論は現在も進行中で、このアイデアを他の9人のチーム代表たちに披露した際にサフナウアーはポジティブな反応を得たという。

「少し前に提案したのだが、多くの人が気に入ってくれた」と彼は付け加えている。「だが、これを実現させるためには満場一致の同意が必要だ。F1で満場一致を得ることは難しい。自分本位にではなく、スポーツのために良い判断をしなければならない」

この他に見込まれる変化としては、伝統的な3セッションフォーマットに代わって、土曜日に予選レースを行うというアイデアが持ち上がっている。

サフナウアーによると、提案されているのは"チャンピオンシップのリバースオーダーでのスタート"とのことだが、彼はそれでエキサイティングなレースが生まれるかどうかに懐疑的だ。

「リバースオーダーでは、1つ前の者は自分よりほんの少し遅いだけの相手になる」とサフナウアーは述べた。「最速の者、あるいはチャンピオンシップをリードしている者は最後尾に着き、その前には彼と同じようなマシンに乗る者がいる。その状態が上まで続くわけだ」

「時々、ペナルティを受けたり予選で失敗したりして最後尾からスタートすることになり、そうした者が順位を上げていくのを見るのは楽しい。だが、この場合はそうはならない。最速の者が最後尾でも、その周囲にいるのは遅い人々ではないのだからね。25周した後の展開はどうなっているか私には分からないが、違った結果になっているだろう」

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