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人工的昏睡状態を脱すも大手術を控えるコレア

Jim
2019年9月21日 « Q3進出を視野に入れるペレス | クビアトは来季トロ・ロッソ残留へ »
© Florent Gooden / DPPI
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ベルギーGP週末に行われたF2レースで大ケガを負い、人工的な昏睡状態に置かれていたアメリカ人F2ドライバーのファン・マヌエル・コレアが前向きな進歩があったことを受けて昏睡状態から脱したものの、深刻な状態であることに変わりはないという。

コレアは8月31日(土)にスパ・フランコルシャンでフランス人ドライバーのアントワーヌ・ユベールが乗るマシンと衝突する事故に遭遇。ユベールは数時間後に死亡が発表され、コレアはリエージュの病院に搬送されて足の骨折と軽度の脊椎損傷で手術を受けた。その後、ロンドンの専門病院に搬送されるも、急性呼吸不全を患って人工的に昏睡状態に置かれていた。

21日、コレアの家族が容体について声明を発表し、昏睡状態を脱したものの、この先に大規模な手術が控えていると明かしている。

「今現在、ファン・マヌエル・コレアは体外式膜型人工肺(ECMO)器具および生命維持装置が取り外され、人工的な昏睡状態からも脱しています。これが素晴らしいニュースであり、適切な方向に進む大きな一歩である一方、彼は今なお時間と闘っています」

「ファン・マヌエルは意識がありますが、まだ完全に目が覚めたわけではありません医師団は2週間以上にわたって人工的昏睡状態に置かれていたため、数日を要するだろうと説明しています。また、医師団からはファン・マヌエルが衰弱しており、医学的な観点からは今も脆弱しているため、集中治療室にとどまると言われています。容体は危篤から重篤に上げられています」

「ファン・マヌエルの治療の優先は肺から足のケガにシフトしています。足のケガは2週間以上前に負ったものの、事故発生日に初期の緊急医療介入があって以来、処置されていません」

「医師団は右下肢に負ったケガが回復不可能になる危険性を最小限にすべく、保留中の大規模な手術を実行しようと時間と闘っているものの、肺が長時間の手術に耐える準備が整うまでは先に進めません。ファン・マヌエルの容体に関する詳細は追ってお知らせいたします」

コレアはエクアドルで生まれ、10歳の時にマイアミに移住。今シーズンはアルファロメオ・レーシングの開発ドライバーに選ばれ、ベルギーで事故に遭うわずか7日前にポール・リカール・サーキットで2013年型F1マシンのテストを行ったばかりだった。

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