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クビサ、2019年末でウィリアムズ離脱を表明

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2019年9月19日 « ハースF1、2020年もラインアップは変わらず | シンガポールGPダイアリー:危険レベルのヘイズが現れ、消える »
© Clive Mason/Getty Images
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2019年シーズン終了をもって、ロバート・クビサはウィリアムズから去ることを明らかにした。

ポーランド人ドライバーのクビサは2011年にラリーで事故に遭い、命に関わる大けがを負ったが、今シーズンのグリッド復帰を果たしていた。事故の前は未来のワールドチャンピオンとの呼び名も高かったクビサだが、もう少しで右腕を切断するほどのひどいけがにより、彼のキャリアは大きく変わってしまった。

2008年のカナダGPがクビサのF1での唯一の勝利となりそうだ。復帰は果たしたものの、今季苦戦中のウィリアムズでは毎回最後尾に沈み、新たな記録を追加することはできなかった。

クビサはシンガポールGPの木曜記者会見でこのことを明らかにし、それによって2020年に新たな機会を求めることができると述べた。違うF1チームで居場所を見つける可能性を否定はしなかったものの、彼のゴールはどこか別のシリーズでレースシートを見つけることだという。

「僕が決めたことなんだ」とクビサは語っている。「僕の決断によって因果関係が生じることは知っているけど、それとこれとは完全に違う話だ」

「これは僕が1人で決めたこと。シミュレーターに関してはあまり詳しく言うつもりはない。いろいろなチャンスを検討するつもりだ。来年シミュレーターにだけ乗ることになったらすごく驚きだね・・・自分が来年レースをしていなかったらそれもすごく驚きだ」

ウィリアムズの声明の中でクビサは次のように述べている。

「この2年間、僕のF1復帰を実現させるために手を貸してくれたチームに感謝したい。リザーブ兼開発ドライバーとして、そして今年のレースドライバーとして僕はROKiT ウィリアムズ・レーシングでの時間を楽しんだ。でも、そろそろ僕のキャリアの次の章に進む時が来たと感じている」

クビサのニュースに続いて、彼の後援者であるポーランドの石油化学企業『PKN Orlen(PKNオーレン)』もウィリアムズとの契約を終了することが明らかになった。声明によると同社は他のチームたちと"発展した交渉"の段階にあるといい、「われわれは来シーズンに向けて両者にとって最も好ましい選択肢を見つけようと、さまざまなシナリオを検討している。F1に残ることがわれわれの意向だ」と述べている。

これにより、ウィリアムズに来シーズンの空席が生まれたことになる。最も有力なのはテストドライバーを務めるカナダ人のニコラス・ラティフィだろう。ラティフィはF2のランキングで現在2位であり、今年は何度か金曜フリー走行に参加している。

クレア・ウィリアムズ副代表はクビサのチームへの貢献に感謝し、彼の考えを尊重するとコメントした。

「ロバートのハードワークに感謝し、2019年シーズン末でチームを去るという彼の決断を尊重したいと思います。ロバートはリザーブ兼開発ドライバーとして、そして2019年のレースドライバーの1人として、その両方でチームの重要なメンバーとなってくれました。チャレンジングな2シーズンでしたが、努力を続けてくれたことに感謝しています。これからの彼の未来に幸運が待ち受けることを祈っています」

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