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チームの戦術に不満を示すベッテル

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2019年9月8日 « スタートダッシュを狙うルクレール | ラッセル、「ペースにびっくり」 »
© Emmanuele Ciancaglini/NurPhoto via Getty Images
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イタリアGPの予選でスリップストリームを使う戦術がうまくいかず、セバスチャン・ベッテルはフラストレーションを感じている。

ベッテルはポールポジションを取ったチームメイトのシャルル・ルクレールから0.150秒遅れの4番手に終わったが、最後のアタックに入る前に時間切れとなってしまい、タイム更新の機会を得られなかった。最初のアタックはスリップストリームを使わずに出したもので、それはモンツァの長いストレートでは0.4秒ほどにも相当するパフォーマンスの大きな鍵だ。ベッテルは1回目にルクレールを後ろに従えて走ることで彼にスリップストリームを使わせており、最終的にそれでルクレールはポールポジションを獲得したことになる。

Q3の次のランでフェラーリは2人の役目を入れ替えることにしていた。ところが、他にも6台がコースインするカオティックなアウトラップになったため、ベッテルは時間内にラップを始めることができなくなってしまった。そこまでスローなアウトラップになった主な原因は、最初のシケインの先でコースをふさいだニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツ(共にルノー)とされ、2人には審議の結果戒告処分が出されている。しかし、この時点でルクレールもまたベッテルの後ろに下がってしまい、再び前に出たのはラップ終盤になってからだった。

混雑したアウトラップでのルクレールのポジショニングにベッテルは納得できない様子で、そのせいでチェッカー前にラップをスタートすることもできず、たとえできていたとしてもスリップストリームを使えなかっただろうと述べている。

「ちゃんと話し合ったつもりだったんだけどな」とベッテルは述べた。「こうするよって話をチームから聞いていた。予選の最後に何が起きるかは明らかだったし、ああなるのはよく分かっていたはずだ。ところが僕らは予定通りのことをしなかった。だからこんなひどいことになったんだよ。僕はアタックすらできなかったしね」

「喜べるはずがない。もちろん、チームとしてはいいリザルトだよ。この国、イタリアではそりゃ大事なことだ。でも、完全に満足はしていない。事前にしっかり決めておいたはずなのに・・・僕らの間で、内部的に、チームとしてね」

ルクレールは駆け引きをしていたと思うかと聞かれ、ベッテルは述べた。「僕の方は違うよ。僕はむしろ、"どけよ"って意思表示をしていた。だって2回目のランでは僕が後ろでトウを得るはずだったんだから。そのために最初のランでは前を走った」

「みんなスローダウンしていて、シャルルもスローダウンして、結局僕はアタックに間に合わず、いいトウももらえなかった。決していい結果じゃない」

ベッテルは予選Q2でパラボリカのコースリミットを越えたのではないかという疑いで審議されていたが、おとがめなしと判断され、イタリアGPを4番グリッドからスタートする。

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