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2020年にスプリントレース予選を試行する構想が浮上

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2019年8月31日 « 他陣営とのギャップは「大きい」とクビサ | 予選までにマシン修復できるとメルセデス »
© Charles Coates/Getty Images
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F1はレース週末のフォーマットについて2020年シーズンにテストしてみることを考えている。そこには土曜日の予選レースという構想も含まれているという。

この数週間で毎グランプリの既存フォーマットを見直そうという動きが出てきた。現在は全員同じ、金曜日(モナコGPに関しては木曜日)にフリー走行が2回、土曜日にもう1回フリー走行があって、予選。日曜日が決勝レースというフォーマットに従っている。

これをもう少し活性化し、現代化できるという意見が批評家たちの間から挙がった。他のレースカテゴリーには短めの"スプリント"レースでグリッドを決定するものもあり、それはチャンピオンシップランキングのリバースオーダーでスタートする場合が多い。

来シーズンのF1はいわば中間期にあたる。今年の年末に発表されるはずの競技規則と技術規則の大がかりな改革が2021年に施行される予定だ。コース上のスペクタクル改善に力を入れるF1モータースポーツ部門マネジングディレクターのロス・ブラウンは、これを利用して実験的フォーマットを試すチャンスではないかと考えている。

「2020年はいくつかのものを試してみたい」とブラウンは30日(金)に『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に語った。「2020年はマシンのプラットフォームが安定していて、それほど大きな変化がない。そのため、1、2戦を使っていくつかのバリエーションを試してみるいい機会なのではないだろうか」

「他に論理的にレースフォーマットを発展させられる方法は見当たらない。基本のレースフォーマットはいいと思うが、スプリントレースならばどうだろうか、あるいは予選を少し変えたら面白いのではないだろうか、見てみたい」

「チームたちは土曜日にバリエーションを試すことに賛成のはずだ。それでもっと良いソリューションを引き出せるかどうか分かるのだからね」

ブラウンはまた、今のレース週末の長さについて真剣に検討することを求めており、金曜日の内容変更を考えていると示唆した。

「マシンには金曜日に走ってほしいが、チームの運営上の観点から週末を短縮する方法はある。彼らが準備のために現地入りするのは火曜日か、場合によっては月曜日ということもある」と彼は付け加えた。

「木曜日の午後にサーキット入りしてみんなが集合し、マシンをガレージに入れてレースをした頃のことを覚えているよ。それが今は全てを準備するために2、3日早く現れるようになった」

「金曜日はプロモーターにとって重要だと思う。そこから週末が始まるのだから。だが、例えば金曜日の午後に2回のセッションではどうだろう? たぶん少しだけ短いセッションになる。そうすることでチームたちは金曜日の午前中に準備すればよくなるわけだ」

2020年は前例のない22戦が開催予定であり、比較的小規模なチームはさらなるコストの上昇を警戒している。ハースF1チームのギュンサー・シュタイナー代表は土曜日にレースが追加されれば、1年を通してチームはより多くのスペアパーツを用意しなくてはならないと指摘した。

「週末にレースが2つあるということなので、そうなったらスペアパーツがもっと必要になり、金がもっとかかる。壊れるかもしれないのでMGU-K(エンジンコンポーネント)ももっと必要だ。こういうことを全て考慮する必要がある」

彼はさらに付け加えた。「考えるべきはそこだ。フォーマットを変えてもコストが上がらないようにしなければ。フォーマットを変えてやり方が何もかも変わり、コストがかさめば、どこかの時点で持続可能でななくなってしまうだろう」

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