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アロンソがダカールラリー参戦に向けて始動

Jim
2019年8月20日 « フェラーリF1エンジン搭載、世界で1艇のボートが売りに出される | F1が2021年型マシンの風洞モデルを公開 »
© TOYOTA GAZOO Racing
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2度のF1世界王者に輝いたフェルナンド・アロンソが次なるモータースポーツの目標に向けた準備として、この先、数カ月をかけてトヨタのダカールラリーカーに乗り込み、3大陸でテストを実施する。

新たなチャレンジを求めて2018年末にF1を退いたアロンソは、おそらくこれまでで最もタフな挑戦となる2020年ダカールラリー参戦に向けて準備を進める。

1978年に創設された伝説的なラリーレースは、もともとパリとダカール間で開催されていたが、2008年にモーリタニアの安全性に問題が生じたことから南アメリカに舞台が移っている。来年は1月にサウジアラビアで開催されることになっており、ラリーでのレース経験がなく、今年3月にカラハリ砂漠でダカール仕様のトヨタ・ハイラックスを初走行したばかりのアロンソは、ダカールラリーに向けて徹底的なトレーニングプログラムに取り組んでいくという。

アロンソは8月20日(火)からナミビアの砂漠で4日間のテストに参加し、9月13日(金)から14日(土)にかけて開催される南アフリカのクロスカントリーシリーズ第5戦で、ハリスミス400を駆って初の実戦に挑む。実戦とはいえ、トヨタによれば「極端な勝負にはこだわらず、実戦を通じてのテストを行うことが目的」とのことだ。

2020年ダカールラリー参戦はまだ発表されていないが、1月のダカールデビューに向けてアロンソはヨーロッパや中東でさらにテストを重ねていくようだ。

「TOYOTA GAZOO Racingと一緒に、また新たな冒険を続けられることを本当に楽しみにしている」と語ったアロンソは「2017年11月にトヨタのクルマを初めて運転して以来、2018-2019 WECスーパーシーズンでル・マン24時間レース2連覇、チームチャンピオンの獲得、さらにチームメイトのセバスチャンと一貴と共にドライバーズタイトルを獲得することができた」と続けている。

「今年初めにオフロードラリーの体験をして、ラリーカーに長く乗っていたい気持ちが残った。サーキットレースとは全く異なることは分かっていたけど、前回のハイラックスでの走行テストは非常に有意義な経験だった。走行を重ねるごとに自信を持てるようになり、改善することができた。今後数カ月間の走行トレーニングで、ハイラックスのことをさらに知り、チームと協力していけることを本当に楽しみにしている。さまざまなモータースポーツのカテゴリーで、常に新しい挑戦に挑んでいきたいと思っていて、今はそれを叶えてくれる素晴らしいチームにいると思っている」

さらに、トヨタのチーム代表を務めるグリン・ホールはこう述べた。

「今年3月、ダカールラリーで優勝したハイラックスでフェルナンドと南アフリカでの2日間の走行テストを行った。チームとフェルナンドにとって貴重な経験になった。フェルナンドは、テストの間、十分に楽しんだだけでなく、ハンドルを握るたび、車に順応し、自らの走行を改善していった。これはフェルナンドが前回のテストに対して、準備万端で臨み、またラリーに必要なことを吸収していった結果の現れだ。ラリーレイドはフェルナンドにとって新しく、彼がこの挑戦に臨めるスキルと精神力を持っていると確信しており、また、ダカールラリー2019で総合優勝したわれわれは、フェルナンドと協力し、今後数カ月にわたるラリーという競争の中での自信も築いていくことができると強く思っている」

F1引退後のアロンソはトヨタと共にル・マン24時間レースで2勝目を遂げ、世界耐久選手権タイトルも手に入れた。

5月にはインディアナポリス500に2度目の挑戦を果たすも、予選落ちを喫して本戦には出場できず。今もなお、アロンソはモータースポーツ三大レースであるモナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500の三冠達成を目指している。

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