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アルボンがガスリーに代わってレッドブルへ

Jim
2019年8月12日 « チャドウィックが初代Wシリーズ王者に | アメリカ人F2ドライバーがF1のテストへ »
© GEORG HOCHMUTH / APA / AFP
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2019年シーズン後半戦、アレキサンダー・アルボンがピエール・ガスリーに代わってレッドブル入りし、ガスリーはトロ・ロッソに戻る。

ガスリーは今年にトロ・ロッソからレッドブルに昇格したばかりだったが、パフォーマンスに苦戦し、マックス・フェルスタッペンが181点を獲得する一方でわずか63ポイントにとどまっている。

また、2019年シーズンにデビューしたアルボンは印象的な走りを披露し、トロ・ロッソと共に16ポイントをマークして夏休みに突入した。

12日(月)、ガスリーとアルボンの交代を発表したレッドブルは声明の中でこう説明している。

「アストンマーティン・レッドブル・レーシングとトロ・ロッソを行き来することが可能な4人の才能あふれるF1ドライバーと契約しているレッドブルは特殊な立場にある。チームはこの先の9レースに関して、2020年にマックスとともにドライブする者を決めるにあたり、アレックスのパフォーマンスを評価していく」

レッドブルは2016年にも同様の交代を敢行したことがある。当時はダニール・クビアトがレッドブルからトロ・ロッソに舞い戻り、代わって昇格を果たしたフェルスタッペンが初戦となったスペインで初勝利を遂げている。アルボンに対する期待のほどは要確認だが、ルーキードライバーであるアルボンのトロ・ロッソ入りが決まったのは昨年末と遅めだった。

アルボンと共にトロ・ロッソを駆ってきたクビアトの方が経験豊富であり、2015年と2016年序盤戦をレッドブルで戦っていた経歴もあるため、チームにとってはより理にかなった選択と言えそうだが、昨季のF2選手権を3位で終えたタイ人ドライバーのアルボンに対するレッドブルの信頼が厚いことを示している。

昨年までレッドブルドライバーだったダニエル・リカルドがルノー移籍を決断したことを受けて、その後任としてガスリーが指名されるとともに、アルボンがレッドブルファミリーに舞い戻った。2012年にレッドブルの若手ドライバー育成プログラムから脱落していたアルボンは当時、日産と契約して2018-2019年シーズンのフォーミュラEに参戦することになっていたが、契約解除の交渉を経て今年3月のF1デビューにこぎつけている。

トロ・ロッソからF1参戦を果たしたアルボンは前半12戦を終えて、予選は僚友クビアトに対して6勝6敗の記録を残しており、レースのベストリザルトは雨のドイツGPでマークした6位フィニッシュだが、インターミディエイトからスリックタイヤに履き替えたタイミングが功を奏したクビアトが表彰台に上ったことからアルボンの走りは影に隠れてしまった格好だ。

それでも、アルボンが夏休み目前に強力なパフォーマンスを発揮した一方、失望の2戦で前半戦を締めくくってしまった。フェルスタッペンが優勝を遂げたドイツでアルボンと接触し、最終的にリタイアを喫したガスリーは、次のハンガリーGPでフェルスタッペンが再び優勝を争ったにもかかわらず、周回遅れの6位フィニッシュにとどまっている。

ハンガリーGP終了直後には、チーム代表のクリスチャン・ホーナーがレッドブルはガスリーを手放す「意向」はないと強調していたものの、それから1週間後には交代が決行されることとなった。

アルボンは夏休み明けの8月末に開幕するシーズン第13戦ベルギーGPの舞台スパ・フランコルシャンでレッドブルドライバーとしてデビューする。

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