
今年、初開催されたWシリーズ選手権の最終戦を4位で終えたジェイミー・チャドウィックがタイトルを手に入れてチャンピオンに輝いた。
ブランズハッチで迎えたシリーズ最終戦を4位フィニッシュしたチャドウィックはすでにタイトルに十分なポイントを手にしていたことから初代王者に輝くこととなった。
6レースが組まれたシリーズのフィナーレではアリス・パウエルがトップチェッカーを受けて初勝利を記録している。
ホッケンハイムとミサノで優勝したほか、すべてのレースで表彰台フィニッシュを成し遂げたチャドウィックが王座を手に入れるためには4位以上でゴールすればよかった。
女性ドライバーのみが参戦して実施された史上初のチャンピオンシップで栄冠に輝いた21歳のチャドウィックは41万ポンド(約5,200万円)の賞金を受け取る。
ウィリアムズの開発ドライバーとしても活動するチャドウィックは昨年、F3レースで女性ドライバーとして初めて優勝を収め、F1参戦の道を追い求め続けている。
チャドウィックがタイトルを争ったライバルにはベイスク・フィッセールがいたものの、ブランズハッチで3位フィニッシュだったフィッセールはチャドウィックに10ポイント差でシーズンを終えた。最終戦で他に表彰台に上ったのは2位だったフィンランド人ドライバーのエマ・キミライネンだ。
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