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  • イギリスGP - 金曜フリー走行1回目

終了間際の好走でガスリーが最速

Jim
2019年7月12日
© Bryn Lennon/Getty Images
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12日(金)、シルバーストーン・サーキットを舞台に2019年FIA F1世界選手権第10戦イギリスGPが開幕し、金曜フリー走行1回目はレッドブルのピエール・ガスリーがトップタイムを記録した。

やや青空が見えながらも灰色の雲が多いシルバーストーンでは気温19.5度、路面温度31.8度、湿度66.9%のドライコンディションでセッションが始まり、マクラーレンのランド・ノリスとカルロス・サインツが先陣を切ってコースに向かった。マクラーレンはサインツにソフト、ノリスにはミディアムのタイヤセットを履かせている。

ピレリはシルバーストーンにC1からC3のドライタイヤを持ち込み、C1がハード、C2がミディアム、C3がソフトタイヤとして扱われる。

マクラーレン以外のチームも早々にインストレーションラップを開始し、サインツをはじめ複数のドライバーが空力測定用のデバイスや気流を測定するペイントを施してシステムチェックに励んだ。スタートから10分と経たずして17台が少なくとも1周を走っているが、メルセデスの2台とウィリアムズのジョージ・ラッセルはしばらくガレージにとどまっている。

マシンにレーキを搭載したサインツが幾度かピットとコースを往復した後、ウィリアムズのロバート・クビサが走行プランに着手したのをきっかけに、徐々にコース上が賑やかになっていく中、ハースF1のロマン・グロージャンがピットレーンでクラッシュを喫してしまう。ピット出口に向かっていたグロージャンはコントロールを乱してフロントウイングをガードレールにぶつけ、ノーズを失ったものの、すでにコースに入りかけていたためそのまま1周してガレージに戻っている。出口付近にはデブリが散らばり、グロージャンもスロー走行だったことから、バーチャルセーフティカーが発令されたが、グロージャンのピット帰還とともに解除された。

マシンのダメージを確認する必要もあり、グロージャンがすぐに走行を再開することはなく、コース上では他の19名がそれぞれのプログラムを進めている。

まもなくピレリに1セットのタイヤ返却義務がある序盤40分の走行を終えようかというタイミングで、アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンがコース上に停車。無線では「何かが壊れた」と報告しており、実際、異音を発するとともにマシン後部からは若干の白煙も上がっていたようだ。この影響でセッションは赤旗が振られ、コースに出ていたマシンは全車がピットへの帰還を余儀なくされた。

ルフィールド付近でストップしたライコネンの元にはコースマーシャルが駆けつけ、撤収作業に入る。一度、コックピットを離れたライコネンはいつもと逆向きにシートに足を突っ込む形で再度ステアリングを操作し、マシンを押してコースを逆走するマーシャルの作業を手伝った。