News

  • シャルル・ルクレール

裁定はフェアだが、課題は今後の一貫性とルクレール

Me
2019年7月12日 « ハースF1のスポンサー株主はチームへのコミットを主張 | 新路面でのデータ収集が重要だったとピレリ »
© Michael Regan/Getty Images
拡大

2週間前のオーストリアで自身初のF1勝利の可能性を奪ったスチュワードの判断を受け入れることは全く問題ないと言うシャルル・ルクレールだが、それはFIAがこれからも同じ形でルールを適用するならばの話だ。

レースは残り2周、ルクレールはターン3でマックス・フェルスタッペンにパスされるまでレースをリードしていた。抜かれる際に彼はコーナー出口でコース外の部分を走行している。2台はホイールを軽く接触させ、ルクレールはコース外に飛び出した。フェラーリドライバーのルクレールは"何だよ今の!"とチーム無線で怒りをぶつけていた。しかし、スチュワードは3時間にわたってインシデントを見直した結果、フェルスタッペンへの対応は不要との判断を下した。

「インシデントについては、別に何の問題もないし、前に進むのはすごく簡単だったよ」とルクレールは述べた。「ただ1つ願うのは、もう少し一貫性が欲しいってことかな。たぶん過去にはもっと、ある意味小さいインシデントなのに、ペナルティが出たこともあったと思う」

「ああいうレースをしていいんだったら、僕は喜んでそうするよ。F1にとってはいいんじゃないかな。それが僕たちドライバーの望みだ。ただ、他がどう出てくるかを知る必要がある。それだからこそ、ペナルティに関してもっと一貫性が欲しいと思うんだ」

「本当に正直に打ち明けると、彼はタイヤ的なペースアドバンテージがすごく大きかったから、抑え切るのはすごく難しかったと思う。でも、ああいう形でオーバーテイクがなされたことについて、過去の他のペナルティを考えると、クルマを降りた時は彼にペナルティを与えるべきじゃないかと感じたんだ。でも今はこの判断に満足している。このまま一貫していてくれるなら、僕もこういう風にレースをするだけだからハッピーだよ」

今回の結果を受けてルクレールはホイール・トゥ・ホイールになった際の反応を変えるという。

「ドライバーとして、僕らはいつもルールで決められている限界ギリギリのところにいようとする。だから少しだけそれを変えて、僕の攻撃性をアジャストするよ」

オーストリアGP後、カート時代の2012年にルクレールとフェルスタッペンが同じような状況だが、逆の立場で接触を起こした後の動画がみつかり、ソーシャルメディア上で話題になった。カート時代と比べてフェルスタッペンとの関係はこれでもかなり良くなったとフェルスタッペンは言う。

「うん、おかしなものだよね」と彼は述べた。「ソーシャルメディアでそこら中に流れているのを見たよ。完全に逆の立場だった。僕がインシデントだと言い、彼は僕がコースから押し出したと言った。あれから7、8年がたってF1で同じことが起きている。僕たち2人は2つのトップチームでドライブするようになった。それはすごいことだと思う。今までの道のり、一緒にやってきた時間、いつかF1に行こうと夢見ていた頃を思い出すよ。今ではお互いF1で戦っているなんてね」

「カート時代はあまり仲のいい友達って感じじゃなかったけど、それが普通。毎回、何かあるたびに彼は僕の敵になったし、彼の方も同じさ。ずいぶん幼かったんだね、2012年か2013年の頃だ」

「今だってまだ若いけど、かなり成長したよ。状況も変わったし、お互いに人として、ドライバーとしての違いをもっと理解できるようになった。前よりは良くなったよ」

© ESPN Sports Media Ltd.