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ハミルトンの協力を歓迎するブラウン

Jim
2019年6月25日 « ルール作りにチームの関与は不要とハミルトン | パディ・ロウがウィリアムズ離脱 »
© GERARD JULIEN / AFP
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F1幹部のロス・ブラウンは2021年以降のF1レギュレーションを形成するにあたり、5度の世界王者であるルイス・ハミルトン(メルセデス)が深く関与することを歓迎している。

ハミルトンは目下、チャンピオンシップを圧倒する立場にあるものの、優勝したフランスGP終了後、次のルール変更でF1を劇的に変化させたいとの考えを公言。ポール・リカール・サーキットの勝利でハミルトンの選手権リードは36ポイントに広がり、シーズン前半にしてチームメイトのバルテリ・ボッタスを引き離しにかかっている。

今月始めには次期規約制定に向けてパリで開かれたサミットに出席したハミルトン。この会合を受けて、パフォーマンスのアンバランスさとグリッドの財政状況を正すことを目的とした新しいルールの発行は10月まで延期されることが決まった。ハミルトンがマクラーレンからメルセデスに移籍した2013年にはメルセデスを率いる立場にあったブラウンは、最終判断を下すまでにF1ドライバーの見解を検討することはF1の義務だとコメントしている。

「ここから数カ月、ルイスが自ら関与する意向を示してくれたことはうれしく思う。彼と共に取り組むのが楽しみだ。とりわけ、この後には3回の会合が予定されている。世界で最も人気の高いスポーツのひとつとして、F1がそのポジションを維持したいのであれば、方向性に重要な変化を施す必要があることはわれわれもよく分かっている」

「すべての主要な利害関係者、われわれしかり、FIAとチームも含め、全員が目的に同意し、バジェットキャップ(予算制限)の導入やより公平な収益分配など、大きな部分で大筋合意しており、一方で、技術面に関してはわれわれFIAが全チームのエンジニアと共に協力して取り組んでいる」

「ドライバーから直接的なインプットがあれば最高だ」

また、ドライバーがプロセスに関与すべきではないとするハミルトンの主張に言及したブラウンは「ドライバーたちに対するドアは常に開けてある。過去、すべての金医者がその機会を受け入れなかったことは残念だが、この新しいイニシアチブは素晴らしいことだと思っている」と話した。

「要するに、ルイスのこともそうだし、あらゆるドライバーの関与もわれわれは歓迎する」

フランスでハミルトンは2021年のレギュレーションがあるべき姿から程遠いところにあると明かしており、さらにルール作りのプロセスにチームを関与させるべきではないとも主張。既存チームと関わり合いのない第三者を雇用してプランニングを任せるべきだとも語っていた。

「もしメルセデスが今のペースをキープすれば、コンストラクターズ選手権はまだシーズンの3分の1も残っているモンツァまでに決まってしまう! はっきりさせておこう。ルイス、バルテリ、メルセデスは完璧に近いシーズンに対して責任があるわけではない。加えて、われわれが目指すルール変更の導入が、記録を更新しているチームに向けられたものでないことは明白にすべきだと思っている」

「ただ、ほんの一部のパワーのあるチームが支配するのではなく、他のチームが表彰台フィニッシュを目指せるように、われわれが愛するこのスポーツにはもっと競争が必要であることを全員が理解しなければならない」

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