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ルール作りにチームの関与は不要とハミルトン

Jim
2019年6月24日 « リカルド、2つの処分でポイント圏外に脱落 | ハミルトンの協力を歓迎するブラウン »
© Octane/Action Plus via Getty Images
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メルセデスのルイス・ハミルトンはF1の将来に関する重要な決断にチームの関与を認めている現在のルール作りのプロセスには欠点があると言う。

23日(日)に開催されたフランスGPは面白みに欠ける展開となり、ハミルトンが今季5勝目をマーク。チャンピオンシップのリードを36点に広げたハミルトンは、その優位によってF1が退屈化しているとの意見から自らを擁護した。

今月始め、F1幹部や統括団体であるFIAと共に全10チームが出席する中、パリの2021年ルールサミットに参加したハミルトンは、F1の将来を形作る手助けとして積極的な役割を果たしている。

日曜夜、そのプロセスについて語ったハミルトンは「僕が見ていた限りだけど、その調整方法があまり良くないと思う。本当にうまくない。僕がそう言うのを彼らは好まないだろうけどね」とコメント。

どういう意味かと問われたハミルトンは「結局はFIAが統括団体なんだから、彼らがすべての判断を下すべきだと思う」と返答している。

「個人的な意見だけど、チームがそこに関与すべきじゃないと思うんだ。だって、チームは誰もが自分たちのために何かをやりたいんだから。それは自然のことだよ」

「サッカーだって一緒。もし全チームがひとつの部屋に集まって、このスポーツはこうあるべきだ、なんて話せば、それぞれのメリットのためにプッシュするでしょ。でも、例えばFIAみたいに、中心となる人たちの集団がいたとしたら、彼らの唯一の仕事がスポーツを再び素晴らしいものにすることであって、誰かを雇ったり、そういういろんなことをしたりする中で彼らがパワーを持つべきだ。彼らが判断するべきだと思う」

このパリの会合を受けて、2021年規約の公表は10月まで延期されることになった。F1幹部の1人であるロス・ブラウンは全体のギャップが大きくならず、接戦のレース展開を生み出すことで各レース週末にさまざまなチームが優勝したり、表彰台をマークしたりできるルールパッケージを見いだす任務を負っている。

F1の将来に関する話は次の規約にとどまらない。ハミルトンの現在のボスであるクリスチャン・トト・ウォルフはチャンピオンシップの将来的なボスとしてもてはやされている。

マネジャーとしてのウォルフの才能を称賛しながらも、ハミルトンは既存チームに関係を持たない人物がF1を率いていく必要があるとの考えを主張している。

「F1全体の中で(ウォルフ以上に)優れたマネジャーはいないと思う。でも、ファンとして下がって見たときに、最終的な決断を下す必要のある人たちと同席したら、それは僕らだって人間なんだから、僕の個人的な意見で話せば、偏ってしまうと思うんだ」

「(FIA会長として)ジャン・トッドがいて、ジャンのレベルは分かっているけど、彼が赤いチーム(フェラーリ)と長く過ごした事実があるわけだから、当然、目が覚めて赤色のTシャツと銀色のTシャツがあれば、当然ながら彼は赤い方を選ぶんじゃないかと思う」

「それは僕がベッドから起き上がって(カーナンバー)44と6が見えたときと同じさ。僕は44を選ぶし、これだけ長いことやっているんだからトトは根っからのメルセデスだ。そこに何かあるのかどうかは分からないけど」

「それがもし、マネジメントの選択だとすれば、僕は彼がベストだと思うけれど、可能なら、ニュートラルな外部の誰かが最適なんじゃないかと思う。ただ、それでも、その人たちだって見ていれば、好みのチームを選んでしまう。それはそういうものなんじゃないかな」

「サッカーを見てみれば、何かに引きつけられる。そうやって調整されるんだと思うよ」

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