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リカルド、2つの処分でポイント圏外に脱落

Jim
2019年6月24日 « ライコネンが7位入賞 | ルール作りにチームの関与は不要とハミルトン »
© Octane/Action Plus via Getty Images
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フランスGP決勝レースのラスト2周で仕掛けたオーバーテイクにおいて、コースリミットを乱用したとしてルノーのダニエル・リカルドにペナルティが科され、最終結果は11位に降格した。

リカルドは7番目にチェッカーフラッグを受けたが、レース終盤に発生したランド・ノリス(マクラーレン)とキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)とのインシデントで処分を受けている。

リカルドはターン8のアウト側からノリスをオーバーテイクしようとしたが、ワイドにふくらんでコースを飛び出し、エイペックスの手前でコース復帰したところ、ターン9でノリスをコース外に押し出す格好となった。さらに、このバトルのスキを突いて2台の前にライコネンが飛び込むも、続くストレートでコース外からリカルドが抜き返し、ライコネンから7番手の座を奪ってゴールしていた。

スチュワードは2つのインシデントを審議し、いずれもリカルドの責任を問うてそれぞれのケースで5秒ペナルティを科している。結果、10秒が加算されたリカルドは11位に後退してフランスGPをノーポイントで終えることになった。

リカルドは『Twitter(ツイッター)』で「悔いはない。トライした。本気で攻めずに後退するよりはずっといい」とつぶやいたが、この投稿はすぐに削除された。代わりに、リカルドはペナルティを告げたF1公式ツイッターに次のメッセージを添えてリツイートしている。

「炎上しちゃいそう。でも黙っとこう。みんなが楽しんでくれているといいな」

その後、『Instagram(インスタグラム)』には「今日もまたダブルポイントフィニッシュのはずだったんだけどな。ふざけたことは起きるものさ。チームは本当によくやってくれた。チームにはもっといい結果がふさわしかったのに申し訳ない。僕は競争するのが好き。レーシングは楽しい。悔いはない。オーストリアでがんばろう。シュニッツェルとか、いろいろあるね。楽しみだな」と投稿したリカルド。

ノリスとのインシデントに関して、スチュワードが発行した声明には次のように記されている。

「スチュワードは映像証拠、ならびに複数台のオンボード映像、カーナンバー3(ダニエル・リカルド)、カーナンバー4(ランド・ノリス)、カーナンバー7(キミ・ライコネン)のドライバーおよびチーム代表者の話を検証した」

「リカルドはターン8のアウトサイドでノリスを追い抜き始めた。当該コーナーの出口で彼がコースを離れたことは疑いようがなく、スチュワードは彼がコース復帰したアングルによってノリスが接触を回避するためにコースオフを強いられたと判断する」

「スチュワードは、コースに戻る際に大幅に減速し、余分にギアを下げ、左フロントタイヤをロックアップしたと話したリカルドの説明に納得している。また、彼は当該コーナーのランブルストライプ(ランオフエリアの路面)でマシンをコントロールするのが難しくなったとも述べた。しかしながら、スチュワードは一連の出来事が危険な形でのコース復帰を構成していると考え、結果として、彼がノリスからポジションを奪ったとみなした」

また、ライコネンとの一件については「ノリスとのターン8のインシデントを受けて、ライコネンがノリスとリカルドの2人を追い抜くことに成功した。その時までにマシンのコントロールを取り戻していたリカルドはターン9からライコネンを追いかけ、最終的にはライコネンを追い抜いている。ライコネンはストレートでわずかに右に動きながらポジションを守った」と付け加えられている。

「しかしながら、ライコネンはマシンの一部をもコース外に出しておらず、リカルドのマシンの一部でも並んでいる間は右側への動きが一切なく、リカルドをコース外に押し出していない。追い抜くために、リカルドはコース外を走行し、その上で追い抜きを完了しており、アドバンテージを得ている」

「スチュワードはこの一件が直前のインシデントの延長かどうかを確認した。しかし、リカルドがノリスとのインシデント後にマシンのコントロールを取り戻していることは明らかであり、コース外での追い抜きは別のインシデントである」

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