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アロンソがル・マン2連勝、WECタイトルを獲得

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© TOYOTA GAZOO Racing
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フェルナンド・アロンソがトヨタのチームメイト、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとともにル・マン24時間レースで2年連続総合優勝を飾った。同時に世界耐久選手権(WEC)のドライバーズタイトルも決めている。

2度のF1ワールドチャンピオンであるアロンソは、ル・マン24時間制覇を自身のキャリアに加えるべく、WEC 2018 - 2019年スーパーシーズンにTOYOTA GAZOO Racingからフル参戦した。特別に長いこのシーズンには2回のル・マン24時間が含まれており、16日(日)にTS050 HYBRID 8号車が7号車の前でチェッカーを受け、2連勝を決めた。

2台の勝敗が決したのは残り1時間を切ってからだった。7号車はスローパンクチャーにより、2度にわたって予定外のピットストップを強いられ、8号車に対して築いていた大きなリードを失った。24時間のレース中、トヨタの2台の間でリードは8回入れ替わったが、8号車が片方のドアにトラブルを抱える中、夜間に好スティントを連発した7号車がレースをコントロールしているかのように見えた。

決定的瞬間が訪れたのは366周目。7号車のダッシュボードにスローパンクチャーの警告が突如点灯した。右フロントを交換するため、ステアリングを握っていたホセ・マリア・ロペスがマシンをピットへ持ち帰る。ところが、タイヤを交換しても問題は解決されず、7号車は次のラップで再びピットに入り、4輪全てを交換することに――ここで8号車がトップに立った。

アロンソにとって、勝ち方は重要ではないだろう。彼が最後にルノーでF1ワールドチャンピオンに輝いてから13年が経過している。彼はトヨタの一員となった時からWECの王座を狙っていた。この勝利をもってアロンソのトップレベルでの耐久レース参戦はひとまず終了となる。2020年には他の挑戦を追求する予定であることがすでに発表されており、そこには今年のイベントで予選落ちを喫したインディ500が含まれるのは間違いないだろう。

「今週末の一番のゴールはチャンピオンシップ優勝を決めることだった」とレースを終えた彼は語った。「今日は僕らに有利なレース展開じゃなかった。24時間を通して7号車の方が僕らより速かったし、勝利に本当にふさわしかったのは彼らだよ。でも、今日は運命のいたずらによって僕らがトロフィーを手にすることになった」

「運というのは時としてモータースポーツの中で重要な役目を果たすことがある。今日、僕らはとても幸運だったと感じているし、もしかしたらその資格を持たないかもしれないけど、これはこれで受け止めよう。ワールドチャンピオンシップを獲得して、今は最高の気分だ」

8号車をドライブしていたのは3人の元F1ドライバーたちだったが、表彰台にはさらに3人のF1経験者が並んだ。7号車をドライブした小林可夢偉に加えて、SMPレーシングの11号車をドライブしたストフェル・バンドールンとヴィタリー・ペトロフもLMP1クラスで3位に入っている。

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