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© Kym Illman/Sutton Images
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伝説的な元F1ドライバーのニキ・ラウダが天に召された。70歳だった。レース中の事故で大きなやけどを負いながらも2つのタイトルを獲得したラウダは、後に航空会社でも業績を残している。

現地20日(月)にラウダが"穏やかに天に召された"旨を家族が声明で伝えたと『Austria Press Agency(オーストリア通信)』が報じている。この声明では次のように続けられていた。

「アスリートとして、起業家としての彼の比類ない業績は今も、そしてこれからも人々の記憶に残り続け、彼の活力や率直さ、勇気も忘れられることはないでしょう」

「私たち皆にとってのロールモデルであり、基準点だった彼は、公の場を離れれば愛情と気遣いにあふれる夫、父、祖父であり、これから寂しくなります」

ラウダは合わせて3回の選手権制覇を果たし、フェラーリとマクラーレンの両方でタイトルを手にした唯一のドライバーだった。ジェームス・ハントとの有名なライバル関係は映画『Rush(ラッシュ/プライドと友情)』でも取り上げられている。

1976年に命にかかわるクラッシュを喫したラウダは、その際にひどいやけどを負いながらも、後に航空会社を設立。2012年からはメルセデスのF1チームの株主であり、チーム首脳陣の一人でもあった。

ラウダは1997年に兄弟から、2005年にガールフレンドから臓器提供を受け、これまでに2度の腎移植を行っている。

また、昨年8月には"深刻な肺の疾病" によりウイーン総合病院で肺移植を受けていた。

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