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アロンソ、2019年のインディ500は予選敗退で幕

M.S.
2019年5月20日 « 義足のドライバー、モンガーが事故後の初優勝 | アロンソにインディ500予選落ちを謝罪するマクラーレン »
© Xavier Bonilla/NurPhoto via Getty Images
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フェルナンド・アロンソが現地19日(月)に実施されたインディ500のグリッド最後方に並ぶドライバーを決める予選の"バンプデー"で敗退した。アロンソが記録した4周の平均時速227.353マイル(約365km)はアメリカのドライバー、カイル・カイザーにわずか時速0.019マイル(約0.03km)およばなかった。

今月にインディアナポリス・モータースピードウェイに到着して以来、セットアップに苦心してきたアロンソは、プラクティスセッションでクラッシュを喫している。

今回の予選脱落によって、アロンソがいわゆるモータレース界の三冠を達成するためには少なくともあと1年待たねばならないことになる。F1モナコGPと有名な耐久レース、ル・マン24時間を制しているアロンソがこれまでに三冠を達成した唯一のドライバーであるグラハム・ヒルに肩を並べるには、インディアナポリスで勝利を飾る必要がある。

インディ500に集中すべく昨年にF1を離れたアロンソと、今年のレースでアロンソを勝たせるためにリソースを割いてきたマクラーレンにとって、この結果は大打撃だった。アロンソは2017年のインディ500初挑戦では終盤にエンジントラブルでリタイアを強いられながらも、一時はトップを走るという見事なパフォーマンスを披露している。

2017年はマクラーレンとアンドレッティ・オートスポーツの協力によってエントリーしていたアロンソだが、今年はマクラーレンがフルエントリーを選択していた。マクラーレンがレースへと送り込んだチームを率いたのは、フォース・インディア(現レーシング・ポイント)がローレンス・ストロールに買収されてから同チームを離れた元フォース・インディア副チーム代表のロバート・ファーンリーだ。

マクラーレンCEOのザク・ブラウンは将来的なフルタイムでのインディカー参戦の可能性を検討していると述べており、今回のスポット参戦はその感触を確かめる意味合いもあった。2017年は当時のエンジンサプライヤーであるHondaと共に参加したマクラーレンだが、両者が3年にわたるパートナーシップに終止符を打ったため、今回はシボレーと手を組んでいる。

アロンソとマクラーレンにはグリッドを確保したエントリーを購入して5月26日(日)に開催するレースに参加する道も残されているものの、それが実行される可能性は低そうだ。

他にはレッドブルの新しいジュニアドライバーであるパトリシオ・オワードもバンプデーで敗退している。オワードに加え、そのカーリンでのチームメイトである元F1ドライバーのマックス・チルトンも予定より1週間早い仕事終了となった。チルトンは2017年のインディ500で、全200ラップ中50周にわたってレースをリードしていた。

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