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バルセロナテスト初日:5月14日

Jim
2019年5月15日 « オランダGPが2020年にカレンダー復帰 | ボッタスがモナコを想定してC5で走行 »
スペインGPを制したバルテリ・ボッタス(画像はスペインGP決勝レースより) © Pierre-Philippe MARCOU / AFP
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カタロニア・サーキットにおけるメルセデスの優位はインシーズンテストが始まっても変わらず、14日(火)に実施された初日のセッションでバルテリ・ボッタスが2番手以下に1.711秒差をつけてトップに立った。

メルセデスが1-2フィニッシュで締めくくったスペインGPと同じ舞台でスタートした2日間のテストは、各チームにとって今シーズンに許された制限なしのテスト作業としては最後のチャンスとなる。全10チームが参加し、テストパーツのデータ収集に励みながら次戦モナコGPに向けた準備に励んでいる。

モンテカルロの一戦を想定したプログラムに取り組んだボッタスは、ピレリの最も柔らかいコンパウンドであり、モナコでレースデビューを控えるC5を履いて最速タイムを記録。この日に刻んだ1分15秒511はボッタスが予選でマークしたポールタイムよりわずかに0.1秒遅かったものの、グランプリ週末は2段階硬いC3を使用していた。

SF90のデータ収集と並行して2020年に向けたピレリのタイヤ開発テストも担当したフェラーリは、今年のマシン開発プログラムを任されたシャルル・ルクレールが2番手タイムを記録している。チームはメルセデスに比べてコーナーでのタイムロスが多い理由を理解しようと集中し、ルクレールは先週末にミディアムタイヤとして用いられたのと同じC2を履いて1分17秒222を刻んだ。

テスト初日は2回の赤旗中断に見舞われた。午後、レッドブルのピエール・ガスリーがトランスミッションのトラブルでコース上に停止したことに加え、フェラーリのジュニアドライバーでアルファロメオ・レーシングのドライブ機会を与えられたカラム・アイロットがターン3で大クラッシュを喫し、赤旗が振られた。アイロットのインシデントはカメラにとらえられていなかったものの、ターン3はカタロニア・サーキットの中でも最も速いコーナーのひとつとして知られている。アイロット自身は自力で脱出しているが、マシンはフロント部分のダメージが激しく、アイロットのセッションはその時点で終了を迎えた。

他に、F1ドライバー以外ではハースF1がエマーソン・フィッティパルディの孫息子ピエトロと共にプログラムを進め、GTドライバーのニック・イェロリーがレーシング・ポイントを、F2選手権リーダーのニコラス・ラティフィがウィリアムズをドライブしている。

テスト2日目となる水曜日はメルセデスとフェラーリが若手ドライバーに作業を託す予定だ。F2に参戦しながらメルセデスのシミュレータードライバーを務めるニキータ・マゼピンがステアリングを握る。フェラーリはジュニアドライバーのアントニオ・フオコがテスト作業を引き継ぎ、ルクレールがピレリのタイヤ開発プログラムを継続することになっている。

【バルセロナ - 2019/5/14】

<タイヤコンパウンド(硬―――柔):C1|C2|C3|C4|C5>

順位  ドライバー マシン タイム    周回数  タイヤ
1. バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1:15.511  131  C5
2. シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1:16.933  131  C2
3. ダニール・クビアト トロ・ロッソ STR14 1:17.679  121  C4
4. ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1:18.051  68  C3
5. ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1:18.140  118  C3
6. カルロス・サインツ マクラーレン MCL34 1:18.263  64  C2
7. ピエトロ・フィッティパルディ ハースF1 VF-19 1:18.326  103  プロトタイプ
8. ニック・イェロリー レーシング・ポイント RP19  1:18.361  103  C5
9. セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF90 1:18.425  132  開発用タイヤ
10. ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1:18.567  44  C3
11. セルジオ・ペレス レーシング・ポイント RP19  1:19.719  118  開発用タイヤ
12. カラム・アイロット アルファロメオ C38 1:19.819  41  C2
13. ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ FW42 1:20.670  133  C2

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