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  • 中国GP - トロ・ロッソ - 決勝

アルボンがピットスタートから1点獲得

Me / Jim
2019年4月14日 « レースペースに手こずるハースF1 | 後方スタートから入賞を果たしたライコネン »
© Clive Mason/Getty Images
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14日(日)に開催されたシーズン第3戦中国GP決勝レースでトロ・ロッソのアレキサンダー・アルボンがピットスタートながら10位入賞を果たした一方、オープニングラップで他車と接触するなどインシデントに見舞われたダニール・クビアトはチェッカーを受けることなくマシンを降りた。

ダニール・クビアト

「今日は不運なレースだった。1周目でもうほとんど終わったようなものだったよ。ダメージのあるクルマでも僕らは強いペースを見せることができた。だから、それをいいリザルトに変えられなかったことが残念だ。今日はポイント圏内でフィニッシュするポテンシャルがあったのにね。2台のマクラーレンとの1周目のインシデントを見返したけど、ペナルティには納得できない。典型的な1周目のサンドイッチ状態だと思うし、これだけみんなが接近していれば起こり得ることだ」

アレキサンダー・アルボン

「初めに、昨日のハードワークをしてくれたチームに大きな感謝を伝えたい。FP3の後は少し暗い状況だったけど、みんなが昨夜すごく頑張ってシャシーを交換してくれたんだ。だから、彼らのためにいいレースをしなきゃと思っていて、その努力に報いる1ポイントを持ち帰ることができてうれしかった。今週末はずっとペースが良かったから、僕は自信を持っていたし、Q3に行くチャンスは十分にあったはずだ。修理のために残念ながら実現はしなかったけどね。難しいレースだったよ。最初は2ストップ作戦を予定していたんだ。でも、ほとんどの人が思っていたよりデグラデーションが激しかった。FP2で自分たちがタイヤで有利なのは分かっていたから、あえてハードタイヤで乗り切ることにしたんだ。最後、グロージャン(ハースF1)に追いつかれそうになった時は少しナーバスだったけど、守り切れてすごくハッピーさ!」

ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)

「今回のグランプリはメカニックたちにとって非常に忙しかったのは間違いない。それでも、ピットレーンからスタートした1台が1点をもぎ取ったことは、ハードワークに努めた彼らや他のチームのみんなのためにも最高のご褒美だ。レースそのものについては、今日はアレックスが強力なパフォーマンスを披露し、コース上のポジションを維持するために必要に応じてプッシュしながら、10位のポジションを守るためにタイヤをしっかりと管理した。ダニー(クビアト)のレースはオープニングラップの接触でスムーズとはいかず、ダメージを受けた上にドライブスルーペナルティも受けている。インシデントの影響でノーズ交換が必要になったので、ペースがかなり良かったとしても、ポイント獲得は難しくなっていた。今日もまた、中団グループの競争が非常に激しいことを実感し、バクーに向かうのを楽しみにしている」

フランツ・トスト(チーム代表)

「今週末は最初から非常に競争力の高いパッケージだった。中団グループの中で強さがあったので、好結果を得られると楽観して予選に挑んだ。残念ながら、アレックスはFP3終盤にクラッシュしたため、マシンに相当のダメージを受けてしまい、モノコックを交換して完全に新しいマシンを組み立てることになったので、予選を逃し、ピットレーンからスタートしなければならなくなった。それでも、見事なレースを戦い、多くのドライバーをオーバーテイクしてポイント圏内の10位フィニッシュを遂げている。これは今週末にわれわれのパッケージがいかに素晴らしかったかを示している。ダニールのレースは残念ながらうまくいかず、オープニングラップで追突され、接触したことでマシンにダメージを受けた。加えて、同じタイミングで、ワイドにふくらんでいたノリスがコースに戻ってきてしまい、ダニールの左フロントにぶつかった。私の意見としては、ダニールにはどうすることもできなかったと思うが、スチュワードは彼にドライブスルーペナルティを科した。レース終盤、ダニールがピットストップした際に、おそらく1周目のインシデントで発生したであろうフロントノーズのダメージを確認した。フロントウイングを交換するため、もう一度ストップした結果、周回遅れになってしまったので、エンジンのマイレージをセーブするためにリタイアさせることにした。ダニールのラップタイムは非常に競争力があっただけに悔しい。今日はポイントを獲得できていたはずだと確信している」

田辺豊治(ホンダR&DヨーロッパU.K. F1テクニカルディレクター)

「再び3台がポイントを獲得できてうれしく思います。アレックスは土曜午前の大事故から信じられないほど見事なカムバックを果たし、ピットレーンから10位でチェッカーフラッグを受けて新たに1点を手に入れました。また、レースに間に合うよう必死にマシンを整えたチームも本当によくがんばったと思います。PU(パワーユニット)に関しては忙しい週末でした。これからダニールのPUに起きた問題を分析しなければなりません。オープニングラップのインシデントで彼のマシンがダメージを受けてしまい、強力なレースを戦っていたのにそれが阻まれたことは残念です。今後のレースに向けて上位勢とのギャップを縮められるように、開発を必死にプッシュし続けます」

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